「デアデビル:ボーン・アゲイン」はニューヨークで撮影予定 ─ 「デアデビル」ラスト以来初の再共演に

Netflixで展開されたマーベル・ドラマ「デアデビル」が、「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題:Daredevil: Born Again)」としてディズニープラスで蘇る。その新シリーズは、物語の舞台となるニューヨークで撮影されるという。
この記事には、「デアデビル」のネタバレが含まれています。
Netflix版「デアデビル」は、ニューヨークの悪が巣くうヘルズキッチンから犯罪を一掃しようと奮闘する、昼は弁護士マット・マードック/夜は“恐れを知らぬ男”として暗躍するデアデビルの戦いが描かれた。同シリーズはニューヨークとその周辺で撮影されており、「ボーン・アゲイン」もその精神を受け継ぐことになるようだ。

Charlie Cox, Vincent D’Onofrio, Kevin Feige (President, Marvel Studio)
米Comicbook.comが紹介するところによれば、ディズニーの大型イベント「D23 2022」に登壇したデアデビル/マシュー・マードック役のチャーリー・コックスが、「ボーン・アゲイン」が2023年内にニューヨークで撮影開始すると明かしたとのこと。その壇上でコックスは、キングピン/ウィルソン・フィスク役を再演するヴィンセント・ドノフリオとステージを共にし、こう語った。
「ヴィンセントは僕の親愛なる友人であり、宿敵でもあります。将来のある時点で、僕がニューヨークにいる日が訪れます。撮影現場に行ってコスチュームを身に着け、彼と一緒にセットを歩くつもりです。それは記念すべき日になりそうですね。考えただけで感無量です。
僕たちは、シーズン3の最後で激しい一戦を交えて、感情的な対話のあるシーンを撮影したのが最後でした。それ以来、撮影セットでは一緒になっていませんから。」
コックスが言及した“激しい一戦と感情的な対話”とは、シーズン3第13話のラストで描かれた展開だと思われる。そのシーンでは、フィスクと恋人バネッサの結婚披露宴にデアデビルが現れ、激しい死闘に発展。壮絶なフィストファイトの結果、フィスクを追い詰めたデアデビルが最後の止めを刺そうとした時、2人は激しい言い合いに。フィスクがマットを言葉で挑発すると、マットは激しくフィスクの顔面を何度も殴りつけて脅し返し、ついにフィスクに打ち勝つ。
この身が縮むような緊張感あふれるシーンが、「デアデビル」でコックスとドノフリオが共演した最後のシーンとなっている。両名は、「ホークアイ」(2021)の新スピンオフドラマで撮影が終了した「エコー(原題)」にも出演しているが、「ボーン・アゲイン」で再共演ということは、「エコー」では一緒に登場するシーンはないのかもしれない。
いずれにせよ、MCUで蘇る「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題:Daredevil: Born Again)」で、コックス演じるデアデビルとドノフリオのフィスクが見せてくれるドラマに期待しよう。
Source:Comicbook.com