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『ダークナイト』3部作、DC映画ユニバースに属する計画あった ─『ダークナイト ライジング』エンディングをきっかけにナシに

ダークナイト ライジング
© Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary Pictures Funding, LLC

ザック・スナイダーによる『マン・オブ・スティール』(2013)を皮切りに始まった、DC映画ユニバース。どうやら、クリストファー・ノーランによる『ダークナイト』トリロジーを、DC映画ユニバースの一部にするという計画が当初検討されていたようだ。

この記事には、『ダークナイト ライジング』のネタバレが含まれています。

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にてスナイダーは、ノーランがユニバース計画に対して完全に否定的ではなかったことを明かしている。「100%候補から外されていたわけではありません。そのことについて私たちは少しだけ話し合っていました」。DC映画ユニバース作品としては、『マン・オブ・スティール』のほか、『ワンダーウーマン』(2017)『ジャスティス・リーグ』(2017)『アクアマン』(2018)『シャザム!』(2019)などがあり、すべてのキャラクターが同じ世界線に属している。そんなDC映画ユニバースに、『ダークナイト』トリロジーも含まれていたら実に興味深いことになっていたに違いない。

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しかし、スナイダーによると実現に至るのは難しかったそうだ。その背景には、『ダークナイト ライジング』(2012)にてブレイク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が警察を辞めて、バットマンとなるエンディングにあるという。また、スナイダーは、ユニバースに含めなかったことを後悔していないようだ。

「ジョセフ・ゴードン=レヴィットがバットマンとなるユニバースになってしまうので。それはそれで最高なものになっていたと思いますけど。もちろんノーランを責めるつもりはありませんし、彼の作品が他の要素が加わったことで汚れるようなこともありません。ただ、素晴らしいトリロジーなので、手を加えなくてよかったと思っています。」

その結果、DC映画ユニバースではレヴィットではなく、ベン・アフレックがバットマン役を演じることになったというわけだ。ちなみに、スナイダーによるとアフレックは当初、バットマン役を引き受けることを躊躇していたのだという。その理由は定かでないが、バックアッププランとして、『レッド・スパロー』(2018)『オールド・ガード』(2020)などのマティアス・スーナールツが検討されていたとのことだ。

Source: Happy Sad Confused

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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