ユニバーサル・ピクチャーズ、豪華キャストと『ダーク・ユニバース』始動!第1弾作品『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で新たな世界の幕が開く

2017年7月28日の日本公開が予定されている、アレックス・カーツマン監督による『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。ご存じの方も多いように、本作品は1932年の映画、カール・フロイント監督による『ミイラ再生』をリブートした作品であり、新たなユニバーサル・モンスターズ・シリーズの幕開けとなる作品だ。
「ザ・マミー・デイ」開催!
米国での公開が同年6月9日に迫っている本作『ザ・マミー』に関しては、先日5月20日にロサンゼルスにて公開に先駆けたイベント<ザ・マミー・デイ>が執り行われた。式典の目玉としてハリウッド&ハイランド(Hollywood & Highland)に登場した、なんと75フィート(約26メートル)の高さ、7トンの重さを有する巨大なサルコファガス(死体を入れるための石棺)が大きな話題となっている。余談だが、このサルコファガスとは、ギリシャ語の sarx(肉体)とphagein(食べる)を合わせた言葉であり、「肉体を食べるもの」という不気味な意味合いを持っている。
このイベントには主演のトム・クルーズのほか、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、カーツマン監督が参加。ちなみに登場したサルコファガスには、こんなメイキング映像も用意されている……。
そして遂に、この『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を記念すべき第1作目とする新生ユニバーサル・モンスターズ・シリーズがその全貌を現しつつある。ユニバーサル・ピクチャーズは、古典的なモンスターキャラクターを新世代に復活させる一連の映画シリーズを「ダーク・ユニバース」(DARK UNIVERSE)と呼ぶことを発表したのである。
「ダーク・ユニバース」始動!
このグラフィックとモーション・ロゴを制作したのは、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズ、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』などでも知られる「WETAデジタル」である。同社はニュージーランドのウェリントンに所在するVFX制作会社であり、これまでにアカデミー視覚効果賞を5度も受賞している。企業名にある「WETA」(ウェタ)とは、ニュージーランドに生息するカマドウマ科の大型昆虫の名前である。
この『ダーク・ユニバース』発表と共に先駆けとして公開された映像では、ティム・バートン、サム・ライミ、ギレルモ・デル・トロなどとのコラボレーションでも知られる偉大な作曲家ダニー・エルフマンが、そのテーマ曲の担い手となっている。エルフマンは、ユニバーサル・モンスターズに対して以下のように述べている。
“I grew up on monsters,”
“Monsters were my life, and these iconic Universal monsters were almost like my family.”
“When I got the opportunity to compose a theme for the Dark Universe logo, of course I jumped at it.”
「私はモンスターズで育ったんだよ。モンスターズは私の人生であり、これらの象徴的なユニバーサル・モンスターズは、私の家族のようなものなんだ。だから『ダーク・ユニバース』のロゴテーマを作曲する機会を得た時、もちろん私は飛びついたさ。」
では、その『ダーク・ユニバース』のイントロダクション映像をご覧いただきたい。
ユニバーサル・ピクチャーズ会長のドナ・ラングリーは、『ダーク・ユニバース』に関して以下のように述べている。
“We take enormous pride in the creativity and passion that has inspired the reimagining of Universal’s iconic monsters and promise audiences we will expand this series strategically,”
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