「モービウス演じたい」 ─ 『アントマン』ダストマルチャン熱望「ホラーとか、変わったキャラクターが好きだから」

ジャレッド・レト版『モービウス』(2022)は不遇な作品となったが、この吸血鬼役に改めて挑みたいと望むマーベル俳優がいる。『アントマン』シリーズのデヴィッド・ダストマルチャンだ。
ダストマルチャンは『アントマン』(2015)『アントマン&ワスプ』でおとぼけトリオの一角カート役を演じ、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では量子世界の別キャラクター、ヴェブを演じた、1シリーズで二役を兼任する稀有なキャストだ。
そんなダストマルチャンは米The Directにて、もしもMCUで“3役目”を演じるのならという問いに、モービウスと回答。モービウスはスパイダーマンの宿敵の一人で、吸血鬼としての能力を有するダークヒーローだ。
「ずっと、モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア役に挑戦したいと思っていたんです。マイケル・モービウス博士役を演じられたら嬉しい」と、同キャラクターに憧れがあったと語るダストマルチャン。「MCUには素晴らしいキャラクターが本当にいっぱいいるから。僕はずっと、ホラーとか、ちょっと変わったキャラクターが大好きだから」と偏愛を語り、「ウエスト・コースト・アベンジャーズの誰かを演じるのも楽しそうだな」とも加えた。
映画『モービウス』はソニーによる独自の『スパイダーマン』ユニバースの一部であるが、今後の取り扱いは闇に包まれている。もしも将来的に仕切り直しとなり、新たなモービウスが映像化されるのなら……?『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のポルカドットマン、『DUNE/デューン 砂の惑星』のパイター・デ・ヴリース、そして『悪魔と夜ふかし』など、確かに風変わりなキャラクターが似合うダストマルチャンならぴったりだろう。
なおダストマルチャンは現在、実写版『ストリートファイター』の撮影中だ。演じるのはシャドルー総帥のラスボス、ベガ。大スクリーンで、サイコクラッシャーをお見舞いだ。
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Source:The Direct