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『デッドプール&ウルヴァリン』カメオ出演者は「全編にたくさん登場」とショーン・レヴィ監督

デッドプール&ウルヴァリン
(c) MARVEL 2024

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画デッドプール&ウルヴァリン』には、旧20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズからの復活キャラクターをはじめとする大量のカメオ出演者が存在する……。監督のショーン・レヴィが、米Entertainment Weeklyにて認めた。

『デッドプール&ウルヴァリン』の具体的なプロットは現時点で明かされていないが、既報によると『デッドプール2』(2018)の6年後が舞台。一市民としての生活を送っていたデッドプール/ウェイド・ウィルソンは、ひょんなことからTVA(時間変異取締局)やウルヴァリンと出会うのだ。

公開されている予告編には、崩壊した20世紀フォックスのロゴや、『X-MEN』シリーズからパイロ役のアーロン・スタフォード、セイバートゥース役のタイラー・メインのほか、レディ・デスストライクやアザゼルと思しきキャラクターが登場済み。しかし、早くから出演が報じられているエレクトラ役のジェニファー・ガーナーは依然として姿を見せておらず、ほかにも未発表のキャラクターが多数存在するものと推測されている。

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本作のカメオ出演者について、監督のレヴィは「カメオ出演者やキャラクターを映画のストーリーにしたくなかった」と前置きをしながら、「彼らは全編に散りばめられています。たくさんのキャラクターが登場します」と明言。「インターネットには多数のカメオ出演者に関する噂が飛び交っていますが、真実もあれば、的外れなものもあります」と話した。

最も真偽が不明瞭な噂は、デッドプール役のライアン・レイノルズやレヴィ監督とも親交が深い、歌姫テイラー・スウィフトのMCU初参戦だ。もっとも、この噂は同じくEntertainment Weeklyにて否定されており、現時点での信憑性は低い。ところがMCU映画の場合、ましてや『デッドプール』シリーズの場合、“蓋を開けたら結局出演していた”という顛末もありえない話ではないのだ。

もちろん、マルチバースのコンセプトを活かしたカメオ出演にも期待したいところ。レヴィは「ウェイド・ウィルソン自身、ある意味では盲目的で口うるさいファンボーイです。だから、この映画ではマーベルのディープなところを大量に参照することができる」と示唆した。しかしながら以前の発言によれば、登場するキャラクターにはすべて物語上の必然性があるそうだ。

公開が近づいている今、レヴィは「ネタバレの心配で夜も眠れない」という。「しかし、それは大きな期待を寄せてもらえているということなので、私も映画の水準を高めることにきちんと集中できます。できるかぎり楽しくてノれる、最高の時間を映画館に作り出したいと思っています」

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)世界最速公開

Source: Entertainment Weekly(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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