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『デッドプール&ウルヴァリン』米映画ファンが「この夏最も期待する映画」1位に選出 ─ 『バッドボーイズ』『怪盗グルー』新作が続く

デッドプール&ウルヴァリン
(c) MARVEL 2024

同日に公開された『バービー』と『オッペンハイマー』の相乗効果により米映画館業界に大きな活気がもたらされた2023年夏。あれからまもなく1年、2024年の夏はどんな映画が盛り上げてくれるだろうか。

米チケット販売会社Fandangoからは、この夏最も期待されるハリウッド映画トップ10が発表された。アメリカの観客6,000人以上を対象にした同調査で1位を獲得したのは、二大スターの競演で話題となっているあのマーベル映画だ。以下、順位となる。

  1. デッドプール&ウルヴァリン』
  2. 『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
  3. 『怪盗グルーのミニオン超変身』
  4. 『クワイエット・プレイス:DAY 1』
  5. 『インサイド・ヘッド2』
  6. 『猿の惑星/キングダム』
  7. 『ザ・ウォッチャーズ』
  8. 『フォールガイ』
  9. 『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題)』
  10. 『ボーダーランズ(原題)』

トップの座に就いたのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流する『デッドプール』シリーズ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』。ライアン・レイノルズ演じるデッドプールと『LOGAN/ローガン』(2017)から電撃復帰するヒュー・ジャックマン版ウルヴァリンの凸凹コンビのタッグに注目が集められている。2024年唯一のMCU映画ということもあり、ファンからの期待を一身に背負っている。

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2位の『バッドボーイズ RIDE OR DIE』は、ウィル・スミス&マーティン・ローレンスW主演の『バッドボーイズ』シリーズ最新作。無実の罪を着せられた上司のために動いたマイアミ市警のマイクとルーカスはなんと、警察と敵組織の両方から追われる身に。汚名返上のため命懸けの戦いに乗り出す姿が描かれる。

3位には『怪盗グルー』シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』がランクイン。この後を、“音を立てたら即死”の『クワイエット・プレイス』シリーズ前日譚『クワイエット・プレイス:DAY 1』、大ヒットを記録したディズニー&ピクサー『インサイド・ヘッド』(2015)9年ぶりの続編『インサイド・ヘッド2』、『猿の惑星』シリーズ完全新作『猿の惑星/キングダム』が続いた。

上位6作を人気シリーズの続編作品が占めたのに対し、7位には、『シックス・センス』(2000)や『ミスター・ガラス』(2019)などで知られるM・ナイト・シャマラン監督の娘、イシャナ・ナイト・シャマランが長編監督デビューを飾るホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』がランクインした。ほか、8位にライアン・ゴズリング主演のアクション映画『フォールガイ』、9位に米人気キャラクターのガーフィールドの声をクリス・プラットが務めるアニメ映画『ザ・ガーフィールド・ムービー(原題)』、10位に同名の人気ゲームを実写映画化した『ボーダーランズ(原題)』が選ばれた。

Fandangoのジェラミー・ハインライン上級副社長は、シリーズ作品の上位独占について、「この夏、観客がお気に入りのキャラクターやシリーズがビッグスクリーンに帰ってくるのを待ちきれない中、2024年は前向きな勢いが継続されていくでしょう」と私見を述べた。一方で、「この1年で、映画館で色々な種類の映画を観たいという消費者の欲求が強調されることになりました」と多様なジャンルへの需要の可能性も示し、「映画館側にとっても素晴らしい機会になる」と語った。

ちなみにFandangoは、2023年末に「2024年、最も期待する映画」に関する調査を米映画ファン8,000人を対象に実施。この時も『デッドプール&ウルヴァリン』が1位を獲得していた。

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Source:Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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