意識高い系シャイア・ラブーフが『バットマンvsスーパーマン』に参戦した爆笑動画が再び話題になっている理由とは
シャイア・ラブーフという名前を聞いてあまりピンとこない人でも、マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー』トリロジーで主役だった、あのよく叫んでた兄ちゃんと言えばわかるだろうか。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』などにも出演したシャイア・ラブーフは2015年6月、『JUST DO IT!!』とひたすら熱く叫ぶ動画を公開し、世界中の映画ファンとネットユーザーを困惑させた。
「今すぐやれよ!」「夢を夢のままで終わらせるな!」「昨日は、明日やるって言ってたな」「だったら今やれよ!」「不可能なものなんてない!」「何を待ってるんだ!」「お前ならできる!」「やり直すのがしんどい?だったらもう『諦める』ことをやめろよ!」と、松岡修造と”今でしょ”林先生を足してアニマル浜口で割ったみたいな激励メッセージを、何とも言えない謎のポーズと共に約一分間叫び続けたシャイア・ラブーフ。
本人もわかってか、ご丁寧にクロマキー合成しやすいよう、グリーンバック前で撮影するもんだから、色んな映像に合成されて散々ネタにされていた。
こちらは筆者が1番好きな『インディペンデンス・デイ』大統領スピーチのシーンへの合成。
そんなシャイア・ラブーフの”DO IT”を『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』予告編に合成させた動画、その名も『バットマン & シャイア・ラブーフ vs スーパーマン : Do Itの誕生』が再び話題になっている。
この動画は”DO IT”動画がブームとなっていた2015年6月に公開されていたものだが、なぜ最近になってまた話題となっているのか?
実は、DCEUにてシャイア・ラブーフにレッドフードことジェイソン・トッド、二代目ロビンを演じて欲しいという署名活動が盛り上がっているからだ。
なぜシャイアがレッドフード役に指名されているのか。Change.orgの署名ページには以下の5つの理由が述べられている。
- 近年の彼の出演作を見るに、シャイア・ラブーフならキャラクターを最大限再現するために最後までやり遂げてくれそうだから。
- この機会があれば、彼が本当はどんなに素晴らしい役者かを世界に示せるから。この役をもって、ハリウッドで最も見下された役者から、ハリウッドで最も愛される役者にしてあげたい。
- ベン・アフレックがバットマン役にキャスティングされた時は非難轟々だったが、今ではベンアフバッツの素晴らしいパフォーマンスは愛されているから。
- シャイア・ラブーフはハリウッド俳優の中でも近年まれに見る才能の持ち主だから。
- レッドフードことジェイソン・トッドというキャラクターを知っていて、シャイア・ラブーフという俳優も知っているなら、彼らがいかに共通点を持っていて、どれだけパーフェクトな選択かがわかるだろう。
この理由だが、シャイア・ラブーフ推しに終始しており、「だから何故シャイアがレッドフード役に適任なの?」という具体的な理由に言及されていないと感じる方もいるだろう。それでもこのキャンペーンは、9月30日現在で3,710人の賛同者を得ており、目標の5,000人まであと一息といったところである。
このキャンペーンが話題になった事で、「レッドフード役シャイア・ラブーフの参戦映像が来たぞ!」と、先の『DO ITの誕生』パロディ動画が掘り返されているというわけだ。
シャイア・ラブーフとDCEUいえば、『スーサイド・スクワッド』出演交渉が破綻していたとのエピソードもある。ワーナー・ブラザーズがシャイア・ラブーフをどう評しているかはわからないが、シャイアとレッドフードのファンにとっては「JUST DO IT!!」と叫びたい心境だろう。
二代目ロビン、ジェイソン・トッドことレッドフードの詳細は下記記事にて: