DCクロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」、バットマン声優ケヴィン・コンロイがブルース・ウェイン演じる ─ ブラックライトニングも参戦へ

「ARROW/アロー」(2012-)をはじめとするDCドラマの大型クロスオーバー企画「クライシス・オン・インフィニット・アース(原題:Crisis on Infinite Earths)」に、長年ブルース・ウェイン/バットマンの声優を務めてきたケヴィン・コンロイ、ドラマ「ブラックライトニング」(2018-)より主人公ジェファーソン・ピアース/ブラックライトニング役のクレス・ウィリアムズが出演することがわかった。
同名コミック(邦訳版:ヴィレッジブックス刊)を原案とする「クライシス・オン・インフィニット・アース」は、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)、2019年10月より米国放送の「バットウーマン(原題:Batwoman)」のアローバース5作品がクロスオーバーする大型イベントだ。

米E!Onlineによれば、ケヴィンは数々のアニメ作品やビデオゲームと同様、本作でもブルース・ウェイン役を演じる。アローバースにブルース・ウェイン/バットマンが登場するのも、ケヴィンが実写作品でブルースを演じるのも今回が初めてとなる。年老いたブルースがどのような経緯で参戦するかは未知数だが、別アースのバットマンとして登場する可能性も高いだろう。
Finally, on screen! https://t.co/C8QH2xrJiE
— Kevin Conroy (@RealKevinConroy) August 4, 2019
また、シリーズ開始当初はアローバースとは世界観を共有しないとされていた「ブラックライトニング」も、ついに本作でアローバースへの合流を果たす。発表に先がけて情報を伝えた米FandomWireによると、ブラックライトニングの出番は決して多くなく、2018年放送「エルスワールド」におけるバットウーマンの出番に等しいものになるとのこと。ただしE!Onlineでは、クレス演じるジェファーソン以外にも複数のキャラクターが登場するとも伝えられている。
続々と豪華キャストが揃いつつある「クライシス・オン・インフィニット・アース」には、『スーパーマン リターンズ』(2006)のブランドン・ラウスがスーパーマン役に復帰。“アローバース版”クラーク・ケント/スーパーマン役のタイラー・ホークリンのほか、ロイス・レーン役のビッツィー・トゥロック、レックス・ルーサー役のジョン・クライヤーも出演する。
ドラマ「クライシス・オン・インフィニット・アース」は全5話構成で、2019年12月に前半3話が、2020年1月に後半2話が米国にて放送予定。
Source: E!Online, FandomWire