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DC映画にスーパーガール参戦、『ザ・フラッシュ』で初登場 ─ 新鋭女優サッシャ・カーレ、400人以上のオーディション勝ち抜く

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『ジャスティス・リーグ』(2017)や『ワンダーウーマン』シリーズ、『アクアマン』(2018)などのDC映画ユニバースに、コミックの人気ヒーローであるスーパーガールが参戦する。初登場となるのは映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』で、新鋭女優サッシャ・カーレが演じることがわかった。米Deadlineが報じている。

1995年生まれののサッシャ・カーレは、ドラマ「The Young and the Restless(原題)」でデイタイム・エミー賞の若手俳優部門にノミネートされた注目株。コロンビア系アメリカ人であり、スーパーガールがラテン系の設定で描かれるのはDC史上初めて。『ザ・フラッシュ』を手がけるアンディ・ムスキエティ監督、DC映画のプロデューサーであるウォルター・ハマダらが、425人以上もの候補者からオーディションで抜擢したという。2020年12月、サッシャはグリーンバックの前で演じる様子の写真をInstagramに投稿しているが、これはオーディションに関係するものだろうか…?

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ムスキエティ監督は「400人以上を選考しましたが、本当に素晴らしい才能ばかりで、非常に難しい決断でした。けれども私たちは、この役柄を演じる運命にある女優を見つけたのです」とのコメントを発表。オーディションの最終段階まで候補者に役柄は明かされていなかったというが、監督らは、サッシャがキャラクターにもたらした強みと弱みに圧倒されたとのこと。また、フラッシュ役のエズラ・ミラーとも読み合わせの相性が良かったと伝えられている。

『ザ・フラッシュ』は有名コミック『フラッシュポイント』を原案に“マルチバースの接点”となる一作。フラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーをはじめ、『ジャスティス・リーグ』などでバットマンを演じたベン・アフレック、ティム・バートン版『バットマン』(1989)でバットマン役を演じたマイケル・キートンが復帰を果たすほか、DCのキャラクターが多数登場するという。監督・製作は『IT/イット』2部作のアンディ・ムスキエティが務め、撮影は2021年3~4月に始動する見込み。2022年11月4日に米国公開予定だ。

なお、ムスキエティ監督がサッシャにオーディションの合格を伝える場面は以下の映像にて。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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