DC映画『バットガール』『フラッシュポイント』もうすぐ製作開始か ― 『ワンダーウーマン2』も準備快調

ワーナー・ブラザース&DCコミックスは、ただいま「次の一手」を準備している――。
映画『ジャスティス・リーグ』(2017)がスタジオの予想を下回る興行成績を示したことは、確かにワーナーがDC映画の規模縮小に踏み切る大きなきっかけとなったのかもしれない。しかし製作を統括する幹部の入れ替え、事実上の人員削減を経ながらも、水面下では企画の開発が着々と進められているようだ。

『バットガール』『フラッシュポイント』に期待かかる

The Hollywood Reporter誌が入手した情報によると、DC映画ユニバースの次なる作品として有力視されているのは『バットガール(原題:Batgirl)』、そして『フラッシュポイント(原題:Flashpoint)』だという。
前者は『ジャスティス・リーグ』の仕上げにあたった『アベンジャーズ』(2012)のジョス・ウェドン監督作品、そして後者は同じく『ジャスティス・リーグ』で本格的な活躍を見せたヒーロー、フラッシュ(エズラ・ミラー)の初単独映画だ。『バットガール』は2018年製作開始と伝えられていたほか、『フラッシュポイント』には『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の脚本を執筆したジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタインが監督就任に向けての契約交渉中。二人は「等身大のヒーロー」を描きたいと早くも意気込み十分である。


これまでワーナー&DCは、数多のプロジェクトを次々に準備してきた。
現在はマット・リーヴス監督が指揮を務めている単独映画『ザ・バットマン(仮題)』、DC映画の顔としてロゴ映像にも登場した『グリーン・ランタン・コァ(原題:Green Lantern Corps)』、マーゴット・ロビー扮するハーレイ・クインのスピンオフ映画、同じくハーレイとジャレッド・レト扮するジョーカーによるコンビ映画、コミック・ファンからの注目集まる『ナイトウィング(原題:Nightwing)』、レイ・フィッシャーが主演する予定の『サイボーグ(仮題)』など……。
しかし、それほど数え切れないほどの企画が存在する中、スタジオが「次の一手」として最も期待をかけているのは、比較的若い観客層にアプローチできそうな『バットガール』や『フラッシュポイント』なのだろう。また『フラッシュポイント』には、バットマンやワンダーウーマンなど複数のヒーローが登場するという噂もある。

現在、DC映画ユニバースはちょっとした“小休止”の状態にある。2018年12月にはジェイソン・モモア主演『アクアマン(原題:Aquaman)』が公開されるが、製作が本格的に動いているのは『シャザム!(原題:Shazam!)』のみだ。ただしTHR誌によれば、現在『ワンダーウーマン2(仮題)』はキャスティングに入ろうという段階で、おそらく次に撮影されるのはこの作品だという。そういえば、2018年内にも撮影が始まるといわれる『スーサイド・スクワッド2(仮題)』は一体どうなったのだろう?

 

2018年1月、DC映画を指揮する人材として、ワーナーは『死霊館』シリーズや『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)などをプロデュースしたウォルター・ハマダ氏を起用。また、その右腕として『300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~』(2014)や『マイ・インターン』(2015)などに携わったチャンタル・ノン氏が就任している。ノン氏は今後、DC映画の企画開発や製作管理を務めていくということだ。

紆余曲折を経て、新体制でまもなく仕切り直されるDC映画ユニバース。マーベル映画とは異なる、新しいインパクトに引き続き期待していきたい。

Source: https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/dc-films-taps-chantal-nong-key-production-role-1086317
The DC logo is a trademark of DC Comics.

About the author

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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