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新DCユニバース、未発表の隠し球が多数存在 ─ 「発表したら盗まれそう」な謎企画、ジェームズ・ガン脚本の新作など

Photo by Erik Drost https://www.flickr.com/photos/edrost88/53817354521/ Remixed by THE RIVER

新DCユニバースには、いまだ発表されていない“隠し球”がいくつも存在するという。DCスタジオを統括するジェームズ・ガンが、米Entertainment Weeklyにて明かした。

映画『スーパーマン』で本格的に開幕する新DCユニバースは、今年の夏にドラマ「ピースメイカー」シーズン2を、2026年には映画『スーパーガール(原題)』と『クレイフェイス(原題)』、ドラマ「ランタンズ(原題)」を控えている。

では、その後に控えているプロジェクトは──。こう問いかけられたガンは、「何を言っていいのかわかっていないんですが」としながら、複数の映画・ドラマ企画が同時に進んでいることを認めた。

「特に気に入っているテレビの企画があり、うまくいけばもうすぐ実現します。それから、いくつかの映画も脚本が執筆されていて、そのうち1本はとてもいい状態です。もう1本は初期段階に近いですが、ポジティブに捉えています。それから、私が執筆しているものも順調だと思います。」

新DCユニバースには、いまだ正式発表されておらず、現時点では報道レベルにとどまっている企画も多い。ガンは「私の気に入っている企画はまったく発表していません。ほとんどの作品は知られていないのです」と強調する。「ひとつの脚本はご存知かもしれませんが、別の脚本も、私が書いているものもまだ知られていないんです」。

2023年1月、ガンは新DCユニバースの第1章「Gods and Monsters」としてラインナップを一挙発表した。ところが、そのなかに含まれていない企画にも相当重要なものがあるという。

「僕が最初の時点から──DCユニバースはこうなります、とデヴィッド・ザスラフ(ワーナー・ブラザース・ディスカバリーCEO)にプレゼンした時から──わかっていたものにも、まだ発表しなかったものがあります。それは、ほかの会社にあっさり盗まれてしまいそうだと思ったから。」

ガンは『クレイフェイス』後の作品について、「完全に決まってはいないけれど、ほとんど確定しています」とも話した。どうやらいくつも待機しているらしい隠し球の数々、次に飛び出すのはいったいなにか?

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Source: Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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