『デッドプール』まさかのDC『ワンダーウーマン』リンダ・カーターとコラボでチャリティ動画公開

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に加わったデッドプールが、なんとDC『ワンダーウーマン』俳優と共演?ライアン・レイノルズは、ホリデーシーズンに合わせた特別なチャリティ映像を公開している。
この動画でデッドプールは、『デッドプール&ウルヴァリン』に登場したキッドプールと共に、ソリを駆ってサンタクロースとしての活動をしていた模様。「慈善活動もなかなか大変な仕事だなぁ」とぼやきながらプレゼント袋を適当に放り投げると、どこかにぶつかってしまったようで、悲鳴とガラスの割れる音が響く。これを無視してキッドプールが「次はどこ行くの?」と尋ねると、デッドプールは「病気の子どもたちを消し去ろうかなと考えていた」と発言。キッドプールが「それはダメすぎるだろ」と呆れると、「違う、違う。みんなに募金を呼びかけて、病気の子どもたちをなくすんだ」と趣旨を説明。「でも、助けが必要だ。だって、お前と俺ちゃんはR指定。相手は子どもなんだし」。
するとそこに旋風と共に現れたのは、レザージャケット姿のリンダ・カーターだ!かつて1970年代のDCドラマ「ワンダーウーマン」でワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスを演じ、『ワンダーウーマン 1984』(2020)にも出演を果たしていた、バリバリにDC側の人である。「私のことを呼んだかい?」とカッコ良くセリフを発するカーターだが、デッドプールたちは「呼ぶ相手が違うだろ」とでも言うように、何やら罵り合っている。
気を取り直して「あなた……、ワンダフル・ウーマン?」と遠回しに尋ねると、カーターは「どういう計画なの?」と質問。「SickKids Hospitalのためにお金を集めて、病気の子どもたちを助けていきたいんだ」とデッドプールが説明すると、カーターは「それで、私にどうして欲しいわけ?」とウインク。
「言わなくてもわかるだろ!」とキッドプール&デッドプールに押されると、なんとカーターはドラマ「ワンダーウーマン」での変身ムーブを再現!まさか、こんなところでマーベルのデッドプールとDCのワンダーウーマンが夢の初共演を果たしてしまうのか……?と思いきや、カーターが変身したのはライアン・レイノルズが着用したクリスマスのダサセーターだ。
このセーターの元ネタは、2018年のホリデーシーズンにヒュー・ジャックマンやジェイク・ギレンホールと共に「セーターパーティー」に参加したところ、騙されて自分だけがダサセーターを着て来てしまった……、というレイノルズのSNS投稿。以来レイノルズは、ホリデーシーズンになると毎年のようにこのセーターのことを掘り返している。何年擦り続けるんだよ!
ともかく、全然ワンダフルじゃないセーターに変身してしまったカーターは困惑。デッドプールは「クソが!」「どうせDCの弁護士のせいだろ」「たぶんヘンリー・カヴィルを呼んできた奴のせいだろ」「あと別バットマンも呼んだやつ」とDCユニバースに対する“ダークすぎる”悪態をつきまくると、カーターをソリに乗せて出発するのだった。
レイノルズが呼びかけているのは、カナダのトロント大学付属の児童医療センター、シック・チルドレン病院への支援金寄付。レイノルズと妻ブレイク・ライブリーは、2024年12月24日0時までに集まった寄付金最大50万ドルに対して、同額を上乗せして寄付するという。
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