『デッドプール』R指定でシリーズ継続へ ─ マーベルが脚本家に約束、ディズニー傘下でも方針変わらず

20世紀フォックス製作、『デッドプール』シリーズで主演・製作を務めるライアン・レイノルズが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を手がけるマーベル・スタジオとの面会に臨んだことが話題を呼ぶ中、シリーズの今後に関する新たな情報が入ってきた。ディズニー/マーベルは、『デッドプール』シリーズをR指定のまま継続することを認めているという。
米Entertainment Weeklyでは、脚本家のレット・リース&ポール・ワーニックが『デッドプール』シリーズの今後について新たな情報を語った。
「(シリーズの)方針や、実際のところはまだ検討しているところです。けれども、マーベルはR指定の『デッドプール』ユニバースを続けさせてくれると約束してくれています。ですから、ちょっとだけMCUにも入れてもらって、そこでも遊ばせてもらえればと願っていますよ。」
ウォルト・ディズニー・カンパニーによる20世紀フォックスの買収によって、『デッドプール』シリーズの今後は見通しが立たない状況となっていた。レット&ポールの2人も「すべては未定」と先日語ったばかりだが、ライアンがマーベル・スタジオと面会したことも含めて、事態は日々少しずつ動いているのかもしれない。
現在、ライアンとレット&ポールは複数のプロジェクトを同時に進行させており、どうやら多忙を極めている模様。ライアンとは「常に連絡を取り合っています」と言うが、スケジュールを鑑みても『デッドプール』次回作は当面先となりそうだ。しかし、3人は『デッドプール』を決して忘れてはいないと強調する。
「僕たちも、ライアンも、(『デッドプール』次回作は)ふさわしいアイデア、最高のアイデアでなければと思っています。僕たちが揃って“これが最高のアイデアだ”と思えたら、その時はすぐに動き出しますよ。ライアンはすごく忙しくて、僕たちにはたくさんのプロジェクトが控えています。だけど、寝ても覚めても『デッドプール』について考えていますから。」
ライアンとレット&ポールの最新作は、マイケル・ベイ監督によるNetflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』(2019年12月13日配信開始)。鉄板トリオと“破壊王”が仕掛けるアクション大作、俺ちゃん好きのあなたも見逃さないで。
Source: EW