デッドプール、今後は脇役に?ライアン・レイノルズが将来を示唆「ガンビットか誰かの映画で5番手をやりたい」

2024年に唯一公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『デッドプール&ウルヴァリン』は13億ドルを超える世界興行収入を叩き出したが、続編などのプロジェクトに関する情報は届いていない。そんな中、デッドプール役のライアン・レイノルズが、“お喋りな傭兵”の気になる将来について語っている。
米Varietyの企画「Actors on Actors」でアンドリュー・ガーフィールドと対談したレイノルズがデッドプールの将来に言及し、「デッドプールをメインキャラクターや中心人物というよりは、脇役として見ています」と回答した。望まれるならデッドプールを中心にすることはあるが、そうすると彼が負け犬の状況を作り出す必要があると考えており、それを何度も行うのは難しいと説明している。つまり、単独映画としての『デッドプール4』はあまり可能性が高くないと言えそうだ。
またレイノルズは、「彼が戻って来るとしたら、それは誰か他の人の映画になるかな」と言い、チャニング・テイタム演じるガンビットの単独映画でデッドプールが脇役になるアイデアを示唆。「チャニングはガンビット役を演じることに興奮していたし、彼や他の誰かの映画で喜んで5番手になりますよ」と言い、ガーフィールドがサプライズで登場した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)を例に挙げた。
その他にもデッドプールを脇役にしたい理由として、4人の子どもたちの成長を見逃したくないとも語ったレイノルズ。「前作(『デッドプール2』)から6年かかったのは、この映画が僕の人生を全部飲み込んでいまうからです。4人の子どもがいるけど不在の父親にはなりたくありません(中略)『デッドプール』の将来は分からないけど、この映画を次回作の宣伝ではなく、一つの完結した作品として作り上げたのは確かです」と述べた。
チャニング・テイタムといえば、20年近く前からガンビット役を演じる企画が進められていたが、数々の障壁に阻まれて実現しなかった。しかし紆余曲折を経て、ついに『デッドプール&ウルヴァリン』で悲願の登場が実現。テイタム扮するガンビットは好評を博し、レイノルズは「マーベル・スタジオが、ガンビットを演じる彼に夢中」だと明かしていた。
デッドプールがガンビットの単独映画に脇役で登場となるかどうかは未知数だが、いずれにしろ、その悪童キャラで再びファンを魅了してくれるに違いない。
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Source:@Variety