『デッドプール&ウルヴァリン』で復帰のパイロ役、コスチューム着用に感激 ─ 『X-MEN』では「衣装に恵まれなかった」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『デッドプール&ウルヴァリン』で炎を操るミュータント、パイロ役を再演するアーロン・スタンフォード。『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)以来18年ぶりの再演となったが、スタンフォードには「すごく嬉しかった」ことがあるようだ。
『X-MEN2』(2003)とシリーズ3作目『X-MEN:ファイナル ディシジョン』でパイロを演じたスタンフォードの復帰は予告編で判明。のちにスタンフォードは、「もし僕たちが知る昔のワルなパイロじゃなかったとしたら……」とSNSで意味深にコメントしていた。
このたび米Entertainment Weeklyでは、スタンフォードが18年前との大きな違いについて言及。「自分のコスチュームがあったことさえすごく嬉しかった」と話し、その理由を明かしている。
「オリジナルの『X-MEN』映画で、パイロは衣装に恵まれていませんでした。『X-MEN2』の冒頭で、パイロは才能あるミュータントがいたエグゼビアの学校にいて、夜中にSWATチームの急襲に遭って逃げなければいけなくなるんです。だから映画の前半で、僕はパジャマを着ていたようなものです。X-MENのみんなが着ていたようなカッコいいレザーのタクティカルスーツは着たことがありませんでした。3作目でもホットトピック(衣料ブランド)の上下セットの服を着ていましたから。」
一方、『デッドプール&ウルヴァリン』のパイロは、原作コミック版のトレードマークであるゴーグルを着用。普段着に近かった『X-MEN』シリーズでの出で立ちとは全く違う雰囲気を醸し出している。「実際にコミックから引用された、ちゃんとしたスーパーヒーローのコスチュームを彼に着せたのはとてもクールでしたね」とスタンフォード。復帰への喜びを語った。
現時点で、本作においてパイロが担う役割は定かでない。多くの過去キャラクターが再登場すると言われるが、カメオ程度のものになるのだろうか、それとも……。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)世界最速公開。
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Source: Entertainment Weekly