旧『X-MEN』シリーズのサイモン・キンバーグ、『デッドプール&ウルヴァリン』実現が嬉しい ─ 「ヒュー・ジャックマンの大ファンだ」

20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)製作の『X-MEN』シリーズ5作で脚本・製作を手がけ、『LOGAN/ローガン』(2017)をプロデュースしたサイモン・キンバーグが、『デッドプール&ウルヴァリン』でアイコニックなマーベル・スーパーヒーローが再タッグを果たすことについて思いを語っている。
『デッドプール&ウルヴァリン』にもエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされているキンバーグ。「ヒュー・ジャックマンがついに黄色のウルヴァリンスーツに身を包んだのを見て、どんな反応を示しましたか?」との米Comicbook.comの質問に、ユーモアを絡めながら答えた。
「いい質問ですね。というのも製作プロセスの内側にいるけど、実際には外側にいるからです。実のところマーベル映画の場合、もし何か答えたら、狙撃兵が僕の額(ひたい)に小さな赤い点を当てて、僕の子どもたちが父親を失ってしまうんじゃないかと怖くて」と回答。どんな質問に対しても箝口令が敷かれていることを示唆しながらも、こう続けている。
「言っておきますが、僕がヒューがウルヴァリンで成し遂げた全ての大ファンだし、彼が何らかの形でウルヴァリンとして出演した映画を5本作ったと思います。だから、この映画に興奮していますよ」とコメント。『ローガン』を最後にマーベルを卒業したと思われていたジャックマンが、ウルヴァリンとしてカムバックすることを心から嬉しく思っている様子。
さらにキンバーグは、「彼にとってもライアンにとっても、そして(監督の)ショーン(・レヴィ)にとっても、おそらくフォックスが探求しなかったような側面を模索することは、魅力的なのではないでしょうか」と付け加えた。
映画『デッドプール』シリーズが誕生する前、フォックスが製作した『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)では、レイノルズ扮するデッドプール/ウェイド・ウィルソンが初登場し、ジャックマン演じるウルヴァリンと対決を果たした。しかし、“お喋りな傭兵”との異名を誇るデッドプールは改造手術で口を塞がれ、『デッドプール』シリーズで減らず口を炸裂させた“俺ちゃんキャラ”とは真逆のイメージで、今となっては意見が分かれるバージョンとなっている。
『X-MEN ZERO』には参加しなかったキンバーグが、デッドプール&ウルヴァリンの前タッグにどのような想いを抱いたのか知る由はないが、マーベル・シネマティック・ユニバースで復活する両スーパーヒーローに大きな期待を寄せていることは間違いなさそうだ。
レイノルズ&ジャックマンの再タッグが楽しみな映画『デッドプール&ウルヴァリン』は、2024年7月26日に日米同時公開予定。
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Source:Comicbook.com