『デッドプール3』は「作られることはないかも」原作者が語る ─ ケーブル単独映画やアニメ版にも言及
20世紀フォックス製作、R指定作品として絶大な人気を博した『デッドプール』シリーズの続編『デッドプール3(仮題)』は、フォックスがディズニーに買収されて以降、進展が見受けられない。主演のライアン・レイノルズは以前、続編について「わからない」としながらも「無限の可能性がある」と語っていたが、実際のところ状況は如何に?
米Colliderのインタビューにて、原作者ロブ・ライフェルドは続編について、「作られることはないかも知れません」と言及。もっとも、ライフェルドは「それでも構わない」ようだ。
「とてつもなく誇りに思っている前2作を通して、素晴らしい経験が出来たので。それと、この映画に携わった皆と出会えて本当に良かったです。ライアン(・レイノルズ)、ジョシュ(・ブローリン)、ザジー(・ビーツ)、デヴィッド(・リーチ監督)、ティム(・ミラー監督)、全員大好きです。彼らが成し遂げた仕事は素晴らしく、長きに渡って賞賛されるでしょう。ただ、私たちが生きているこの世界に保証は何もありません。それに映画を作るのは大変なので。この自粛期間後の中では尚更、違和感がありますよね」
それでは、ジョシュ・ブローリン演じるケーブルの今後についてはどうなるのだろうか。デッドプールを筆頭にケーブルなどがチームアップを果たす、スピンオフ映画『Xフォース(仮題)』なども計画されているが、果たして……。
「ケーブル単独の映画シリーズが製作されるべきでしょう。彼は『デッドプール』から独立して存在することが出来ます。そもそも、彼は何年もの間そうしてきましたからね。デッドプールが約330冊のコミックに登場しているのであれば、ケーブルは約520ですよ。一応、数えましたので……。『デッドプール2』の撮影終了後と公開までの間に、ジョシュとは本当に親しくなりました。今後もケーブルを探求できることに興奮していましたよ。それが、“Xフォースの単独作”だったんです。彼の言葉で言うと、“ケーブル中心作(Cable-Centric)”ですね。」
なお、2017年頃からドナルド・クローバー製作のアニメ版『デッドプール』が計画されていたが、2018年に頓挫してしまった。そんなアニメ版について、ライフェルドは「『デッドプール』のアニメ版は何故、まだ存在しないんですかね。全く理解できません。そうですよね?」と不満を打ち明けている。いずれにせよ、何らかの形で『デッドプール』シリーズが継続されることを願うばかりだ。
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Source: Collider