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ハリウッド実写版『Death Note/デスノート』続編の企画が進行中 ― 新脚本家が就任へ

Death Note/デスノート
James Dittiger/Netflix

2017年夏、Netflixにて配信され賛否両論、大きな物議を醸した、ハリウッド実写版映画『Death Note/デスノート』の続編企画が始動しているという。米The Hollywood Reporterが報じている。

Death Note/デスノート
Netflix

原作・大場つぐみ、作画・小畑健による日本のコミック『DEATH NOTE』(集英社刊)をハリウッドが初めて実写化した前作は、『サプライズ』(2011)や『ザ・ゲスト』(2014)を手がけたホラー&スリラーの俊英アダム・ウィンガードが監督を務め、『きっと、星のせいじゃない。』(2014)のナット・ウルフ、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)や『ゲット・アウト』(2017)のキース・スタンフィールドら注目の若手俳優が顔を揃えた。死神リュークの声優を名悪役俳優ウィレム・デフォーが務めて映画ファンの話題を呼んだのも記憶に新しい。

The Hollywood Reporterによれば、Netflixのコンテンツ最高責任者であるテッド・サランドス氏は『Death Note/デスノート』をかなりの成功作だと捉えているようだ。キャスティングや脚本・演出などで物議こそ醸したものの、ビジネス面では経営陣の期待に応えた作品だったということだろう。

Death Note/デスノート
James Dittiger/Netflix

また同紙によると、続編は脚本家チームを一新する模様。企画進行中の『バイオハザード』リブート版や、同じくリブート版となる『モータルコンバット』の脚本を執筆しているグレッグ・ルッソが作業にあたっているという。なお前作を手がけたアダム・ウィンガード監督の再登板については不明。しかし、現在アダム監督は『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs. Kong)』の準備中。同作から当面手が離せないとみられるため、仮にアダム監督が続投する場合、続編の製作は当面先になると思われる。

波乱のデビュー戦を越えて、ハリウッド実写版『Death Note/デスノート』はどんな展開を見せるのか…。いずれにせよ注目の続編になることは間違いないだろう。

映画『Death Note/デスノート』はNetflixにて全世界独占配信中

Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。