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クリス・エヴァンス主演「Defending Jacob」米配信日決定 ─ 20年ぶりのドラマは法廷サスペンス、息子に殺人容疑かかった検事補演じる

Defending Jacob(原題)

マーベル・シネマティック・ユニバースのキャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスの主演ドラマ「Defending Jacob(原題)」が、Appleの映像配信サービス「Apple TV+」にて、2020年4月24日より米国配信されることがわかった。冒頭3話が一挙配信されたのち、毎週金曜日に新エピソードが追加される。なお、Apple TV+では基本的にコンテンツの世界一斉配信が行われている。

ウィリアム・ランデイが2012年に発表した小説『ジェイコブを守るため』(早川書房刊)を映像化する本作は、マサチューセッツ州の小さな町で起こった殺人事件をめぐる物語。地区検事補アンディ・バーバーは、14歳の少年を殺害した犯人として息子のジェイコブが逮捕されたことから、正義に忠実であるという信念と、家族に対する無償の愛の間で引き裂かれていく。

主人公アンディ役をクリス・エヴァンスが演じ、息子のジェイコブ役は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2部作のジェイデン・マーテルが演じる。2人は『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2020年1月31日公開)に続いての共演となり、マーテルは『ナイブズ・アウト』撮影中に本作のオーディションに参加したとのこと。アンディの妻でありジェイコブの母を演じるのは、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーだ。

脚本は『猿の惑星:新世紀』(2014)、『猿の惑星:聖戦記』(2017)のマーク・ボンバック、監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)、『パッセンジャー』(2016)のモルテン・ティルドゥムが担当。製作総指揮にはボンバック、ティルドゥム、エヴァンスの3人が名を連ねた。

もともと本作は長編映画として構想されていたが、「映画にすると、いくつもの要素を軽く扱うことになってしまう」として、リミテッドシリーズ(1シーズン限りのシリーズ)として企画が変更された。原作は主人公アンディの目線から展開する物語だが、ドラマではアンディ以外の視点も加わり、物語の構造そのものが変わっているという。脚本の執筆にあたっては、原作者のランデイが監修を担当。監督のティルドゥムは「よりよいストーリーになった」と自信をにじませた。「(原作を読んでいても)大きなサプライズが待っていますよ」

ドラマ「Defending Jacob(原題)」は、2020年4月24日(金)よりApple TV+にて配信開始。冒頭3話が一挙配信されたのち、毎週金曜日に新エピソードが追加される。

Sources: Apple, Deadline, IndieWire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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