デンゼル・ワシントンが仕事を共にしたい一流の映画監督たちとは? ─ アカデミー賞受賞監督、今後のタッグに期待かかる

アカデミー賞をはじめ様々な演技賞にて受賞を果たしてきた名優、デンゼル・ワシントン。世界中の監督たちが彼と仕事を共にすることを望んでいるに違いないが、俳優本人もまた、タッグを組みたいと考える監督たちがいるようだ。
これまでにデンゼル・ワシントンは、スパイク・リーをはじめ、アントワーン・フークア、リドリー・スコット、ロバート・ゼメキス、エドワード・ズウィックなど錚々たる監督たちと仕事を共にしてきた。主演最新作となる『マクベス』では、『ファーゴ』(1996)『ノーカントリー』(2007)などで知られる巨匠監督、ジョエル・コーエンとタッグを組んでいる。
Blacktree TVのインタビューにてデンゼル・ワシントンは、「一緒に仕事をしたいと思う一流の監督たちと話をしました」としながら、自身が認める一流の監督たちの名前を紹介している。「家族と一緒に素晴らしい一日を過ごしました」という監督の名は、ポール・トーマス・アンダーソンだ。『パンチドランク・ラブ』(2002)『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)『ザ・マスター』(2012)などで知られており、世界三大国際映画祭を制した若き巨匠である。そんな監督もまた、今後仕事を共にしたい俳優として、ワシントンの名を挙げていた。
そのほかには、スティーヴ・マックイーンとアルフォンソ・キュアロン監督の名を挙げている。マックイーンの代表作『それでも夜は明ける』(2013)は、アカデミー賞作品賞に輝いた。キュアロンもまた間違いなく映画界を代表する偉大な監督のひとりであり、『トゥモロー・ワールド』(2006)『ゼロ・グラビティ』(2013)『ROMA/ローマ』(2018)などを手掛けたことで知られている。『ROMA/ローマ』ではヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞をはじめ、アカデミー賞・外国語映画賞などその年の映画賞を総なめにした。
デンゼル・ワシントンと上述の監督たちがどのような経緯で話し合うことになったのかは定かでない。もしかしたら次回作で仕事を共にするためのものだったのかも?
ちなみにデンゼル・ワシントンは、『マクベス』での演技が高く評価されており、ゴールデングローブ賞・主演男優賞にて候補入りを果たしている。果たして、受賞なるか。