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2022年(第79回)ゴールデングローブ賞 受賞結果&ノミネート一覧 ─『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ウエスト・サイド・ストーリー』が作品賞に輝く

2022年(第79回)ゴールデングローブ賞の受賞結果が、2022年1月9日(米国時間)に発表された。

今年の映画部門での最多受賞となったのは、ジェーン・カンピオンによる『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)、そしてもうひとつはスティーブン・スピルバーグによる『ウエスト・サイド・ストーリー。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はドラマ部門にて作品賞・監督賞・助演男優賞、『ウエスト・サイド・ストーリー』はミュージカル/コメディ部門にて作品賞・主演女優賞・助演女優賞に輝いた。

また非英語映画賞(旧外国語映画賞)を受賞したのは、全米批評家協会賞をはじめ世界中の映画賞に輝く濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(2021)。村上春樹の短編を原作にした映画で、カンヌ国際映画祭では日本映画としては史上初となる脚本賞に輝いた作品だ。

テレビドラマのドラマ部門では、「メディア王 ~華麗なる一族~」(2018-)が作品賞・男優賞・助演女優賞に輝き、3冠の最多受賞を果たした。世界中で旋風を巻き起きした韓国ドラマ「イカゲーム」(2021-)は、オ・ヨンスが助演男優賞を受賞。全部門の候補作・受賞作は以下の通り。なお本記事では、受賞者・受賞作品を太字・★で表記している。

第79回ゴールデングローブ賞 映画部門

作品賞(ドラマ部門)

  • 『ベルファスト』(フォーカス・ピクチャーズ)
  • Coda コーダ あいのうた』(Apple TV+)
  • 『DUNE/デューン 砂の惑星』(ワーナー・ブラザース)
  • ドリームプラン』(ワーナー・ブラザース)
  • 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(Netflix)★

主演女優賞(ドラマ部門)

  • ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
  • オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』
  • ニコール・キッドマン『愛すべき夫妻の秘密』★
  • レディー・ガガ『ハウス・オブ・グッチ』
  • クリステン・スチュワート『スペンサー(原題)』

主演男優賞(ドラマ部門)

  • マハーシャラ・アリ『スワン・ソング』
  • ハビエル・バルデム『愛すべき夫妻の秘密』
  • ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
  • ウィル・スミス『ドリームプラン』★
  • デンゼル・ワシントン『マクベス』

作品賞(ミュージカル/コメディ部門)

主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)

  • マリオン・コティヤール『アネット』
  • アラナ・ハイム『Licorice Pizza(原題)』
  • ジェニファー・ローレンス『ドント・ルック・アップ』
  • エマ・ストーン『クルエラ』
  • レイチェル・ゼグラー『ウエスト・サイド・ストーリー』★

主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)

  • レオナルド・ディカプリオ『ドント・ルック・アップ』
  • ピーター・ディンクレイジ『シラノ』
  • アンドリュー・ガーフィールド『tick,tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』★
  • クーパー・ホフマン『Licorice Pizza(原題)』
  • アンソニー・ラモス『イン・ザ・ハイツ』

アニメ映画賞

非英語映画賞(旧外国語映画賞)

助演女優賞

  • カトリーナ・バルフ『ベルファスト』
  • アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』★
  • キルスティン・ダンスト『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
  • アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』
  • ルース・ネッガ『PASSING -白い黒人-』

助演男優賞

  • ベン・アフレック『The Tender Bar(原題)』
  • ジェイミー・ドーナン『ベルファスト』
  • キアラン・ハインズ『ベルファスト』
  • トロイ・コッツァー『Coda コーダ あいのうた』
  • コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』

監督賞

  • ケネス・ブラナー『ベルファスト』
  • ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』★
  • マギー・ギレンホール『ロスト・ドーター』
  • スティーブン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』
  • ドゥニ・ヴィルヌーヴ『DUNE/デューン 砂の惑星』

脚本賞

  • ポール・トーマス・アンダーソン『Licorice Pizza(原題)』
  • ケネス・ブラナー『ベルファスト』★
  • ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
  • アダム・マッケイ『ドント・ルック・アップ』
  • アーロン・ソーキン『愛すべき夫妻の秘密』

作曲賞

  • アレクサンドル・デスプラ『フレンチ・ディスパッチ』
  • ジェルメーヌ・フランコ『ミラベルと魔法だらけの家』
  • ジョニー・グリーンウッド『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
  • アルベルト・イグレシアス『Parallel Mothers(英題)』
  • ハンス・ジマー『DUNE/デューン 砂の惑星』★

主題歌賞

  • “Be Alive”『ドリームプラン』
  • “Dos Oruguitas”『ミラベルと魔法だらけの家』
  • “Down to Joy”『ベルファスト』
  • “Here I Am(Singing My Way Home)”『リスペクト』
  • “No Time To Die”『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』★

第79回ゴールデングローブ賞 テレビドラマ部門

作品賞(ドラマ部門)

女優賞(ドラマ部門)

  • ウゾ・アドゥバ「In Treatment(原題)」
  • ジェニファー・アニストン「ザ・モーニングショー」
  • クリスティーン・バランスキー「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」
  • エリザベス・モス「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
  • MJ・ロドリゲス「POSE/ポーズ」★

男優賞(ドラマ部門)

  • ブライアン・コックス「メディア王 ~華麗なる一族~」
  • イ・ジョンジェ「イカゲーム」
  • ビリー・ポーター「POSE/ポーズ」
  • ジェレミー・ストロング「メディア王 ~華麗なる一族~」★
  • オマール・シー「Lupin/ルパン」

作品賞(ミュージカル/コメディ部門)

女優賞(ミュージカル/コメディ部門)

  • ハンナ・エインビンデル「Hacks(原題)」
  • エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
  • イッサ・レイ「インセキュア」
  • トレイシー・エリス・ロス「ブラッキッシュ」
  • ジーン・スマート「Hacks(原題)」★

男優賞(ミュージカル/コメディ部門)

  • アンソニー・アンダーソン「ブラッキッシュ」
  • ニコラス・ホルト「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」
  • スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」
  • マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」
  • ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」★

作品賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)

女優賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)

  • ジェシカ・チャステイン「ある結婚の風景」
  • シンシア・エリヴォ「ジーニアス:アレサ」
  • エリザベス・オルセン「ワンダヴィジョン」
  • マーガレット・クアリー「メイドの手帖」
  • ケイト・ウィンスレット「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」★

男優賞(リミテッドシリーズ/テレビムービー部門)

  • ポール・ベタニー「ワンダヴィジョン」
  • オスカー・アイザック「ある結婚の風景」
  • マイケル・キートン「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」★
  • ユアン・マクレガー「HALSTON/ホルストン」
  • タハール・ラヒム「ザ・サーペント」

助演女優賞

  • ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/ 諸事情だらけのリゾートホテル」
  • ケイトリン・デヴァー「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
  • アンディ・マクダウェル「メイドの手帖」
  • サラ・スヌーク「メディア王 ~華麗なる一族~」★
  • ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

助演男優賞

  • ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」
  • キーラン・カルキン「メディア王 ~華麗なる一族~」
  • マーク・デュプラス「ザ・モーニングショー」
  • ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
  • オ・ヨンス「イカゲーム」★
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Source: Deadline , Golden Globe Awards

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。