Menu
(0)

Search

ジョニー・デップ、闘病中の少年のためジャック・スパロウを再演

https://youtu.be/OSalvfWhdFA

人気アドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主演で知られるジョニー・デップが、闘病中の子どものために送ったメッセージビデオでジャック・スパロウ役を再演している。

Peopleによると、デップはメイク・ア・ウィッシュ財団のプログラムの一環として、青少年のファンに向けたビデオメッセージを撮影。デップは、何度も心臓移植の手術を受けたという11歳の少年、コーリ(Kori)君のためにジャック役に扮し、励ましのメッセージを収めた動画を送信。コーリ君は手術後の長い闘病生活で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の映画を観て癒されたそうだ。

コーリ君は、自身が運営するYouTubeチャンネル「Kraken The Box」に、「Dear Captain Kori(親愛なるコーリ船長へ)」としてデップから受け取った動画を投稿。デップは、昔の海賊が現代のテクノロジーを使ってメッセージを送ろうとしている設定を演出し、「コーリ船長、このメッセージを送り忘れていたよ。ごめんね。伝えるつもりだったのに言うのを忘れて、言えなかったんだ。だから今言うよ。言うぞ、言うからね。今の時代でYouTubeチャンネルと呼ばれているものについての話を聞いたんだけど、僕には理解できない。別にいいよね」と語っている。

YouTubeというものが何なのかよく理解できていないジャック・スパロウになりきっているデップは、「君の幸運を祈っているよ。僕は君のナンバーワンのファンだからね、コーリ船長」と励ましの言葉を発信。「喜んで君のYouTubeチャンネルをフォローするし、僕の友達にも君のYouTubeチャンネルをフォローするように伝えておくよ」とも約束している。デップ扮するジャック・スパロウ船長から直接メッセージが届き、コーリ君にとって大きな励みになったのではないだろうか。

なお、2022年8月にはデップが、中国のマルチプレイヤー・オンライン・ゲーム『Sea of Dawn』のプロモーション映像でジャック・スパロウのようなキャラクターを演じていたが、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)以降では、同役の再演はこのビデオメッセージが初になるかもしれない。デップの同シリーズへの復帰については、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが「今は無い」、「将来は決まっていない」と発言していた。

あわせて読みたい

Source:@Kraken The Box , People

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。