ジョニー・デップ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰はどこまで有力か
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作企画にジョニー・デップ演じるジャック・スパロウは復帰するのだろうか?世界中のファンが関心を寄せ、一抹の希望を託すこの一件に少しずつ新たな兆候が見え始めている。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーのThe Hollywood Repoerterによるインタビューからも、その片鱗を感じることができる。
2017年の『最後の海賊』を最後に、はっきりした進捗が見られなかった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。デップの復帰については本人もブラッカイマーも可能性を否定していたが、このところ形勢が徐々に変化している。
デップが長らくアンバー・ハードと争ってきた名誉棄損裁判にて勝訴したことは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』続編への復帰に繋がるかと問われたブラッカイマー。「その質問には答えられないですね、本当に分からないです」と言葉を濁しつつも、「彼に作品に出てもらいたいですよ。友人だし、素晴らしい俳優ですから。私たちがやることなすことにプライベートが絡んでしまうのは残念なことですね」と続けている。
デップ自身は、もし自分がシリーズに復帰することになったら、スパロウがはっきりとした結末を迎えなくてはいけなくなるだろうとほのめかしていたことがある。つまりスパロウが死を迎えるということだが、ブラッカイマーは「そういう展開も考えたが、うまくいかなかった」と明かした。
しかし先日、ブラッカイマーは別のインタビューにて「決定的なものは何もないが、少しずつ歩みを進めているところです」とコメント。これまでとは一線を画すポジティブなトーンは期待を感じさせるものでもある。デップも闘病中の少年を応援するメッセージ動画でスパロウに扮しており、復帰に対する意向ではないかという推測も立っている。
また、折しもデップはハードとついに和解。法廷での争いに終止符が打たれたことで、デップもまた新たな一歩を踏み出すこととなるだろうか。
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Source:The Hollywood Repoerter