マーベル、スター・ウォーズも読めるコミックのサブスクサービス開始 ─ ディズニーが韓国ウェブトゥーンと提携、日本でもローカライズ予定

ディズニーが、韓国ウェブトゥーン・エンターテインメントと提携して新たなデジタルコミック・プラットフォームをスタートさせることがわかった。米Varietyが報じている。
発表によると、ディズニーの新プラットフォームは、マーベルやスター・ウォーズ、ディズニー、ピクサー、20世紀スタジオにまたがる3万5,000タイトルを単一のサブスクリプションで楽しめる史上初のデジタルコミックサービスになる。配信されるのは過去作と現在進行中のタイトル、ウェブトゥーンのオリジナルストーリーで、それぞれ縦読み形式と従来のフォーマットの両方が提供されるということだ。
プラットフォームの設置と運営はウェブトゥーン・エンターテインメントが担当する。もっとも、ディズニーはこのサービスをマーベルのコミック・サブスクリプションサービス「Marvel Unlimited」の拡大版としてとらえているようだ。
現時点でサービス開始日や料金などは未定。ディズニープラスの会員は、新アプリにて“厳選コミック”を追加料金なしで楽しめる。また、幅広い配信を目的としており、一部のコミックはウェブトゥーンの韓国・日本向けプラットフォームにもローカライズされるということだ(ウェブトゥーン・エンターテインメントの日本版サイトはLINEマンガ)。
ディズニーとウェブトゥーン・エンターテインメントはパートナーシップを拡大しており、2025年8月には、ディズニーによるデジタルコミック約100タイトル(新作オリジナルシリーズを含む)が、ウェブトゥーンの縦読みプラットフォームにて配信される複数年契約も発表されたばかり。現在、ディズニーは新たな可能性をデジタルコミックの分野に見出している。
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Source: Variety