ディズニープラス、マーベル映画をIMAX Enhancedで配信 ─ 最大26%増加、映画館のような臨場感を

ディズニープラス(Disney +)にて、マーベル映画の数々がIMAX Enhancedで提供されることがわかった。全米でディズニープラスがスタートした日である11月12日の「ディズニープラスの日(ディズニープラス・デイ)」を記念して、2021年11月12日より開始する。
人気のマーベル映画12作品がIMAX版拡大アスペクト比の映像で楽しめる。
IMAX Enhancedって何?
IMAX Enhancedは、ウォルト・ディズニー・カンパニー、 IMAXコーポレーションおよびXperi ホールディング・コーポレーションの完全子会社であるDTSが協力して提供が実現。
IMAX版拡大アスペクト比は 1.90:1。一部の映像は、最大で26%増加する。つまり、映画制作者の意図したように、画面上でより多くのアクションが可視化される。
今後はディズニープラスにて、更に充実したオーディオとビジュアル技術(DTSが開発した没入感の高いIMAXの特徴的なサウンドなど)が提供できるようになるという。
IMAX Enhanced対応作品は?
- 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 ※11月12日(金)より配信開始
- 『ブラック・ウィドウ』
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
- 『キャプテン・マーベル』
- 『アントマン&ワスプ』
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
- 『ブラックパンサー』
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
- 『ドクター・ストレンジ』
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
IMAX のCEO であるRich Gelfond (リチャード・ゲルフォント)氏は次のように述べている。
「IMAX は、10年以上に渡り、マーベル・シネマティック・ユニバースのファンのみなさんが劇場での鑑賞が楽しみになるように映画制作者を支えてきました。そして今、この壮大な旅は「ご自宅」という新たな世界に入ったのです。IMAX、ディズニーとマーベル・スタジオは、ファンが望むサービスを提供しています。それは、これまでのマーベル・スタジオ作品史上、最も没入感の豊かな視聴体験であり、劇場での公開から、ご自宅で楽しめるラインナップまで、これまで以上の素晴らしいクオリティの映像で、アベンジャーズを鑑賞できるようになったのです。」
ディズニープラスおよびESPN+のプレジデントであるMichael Paull(マイケル・ポール)は、次のように寄せた。
「ディズニー、マーベル・スタジオおよび IMAXは、長い間協力しながら、世界で最も人気のある映画を大画面で鑑賞する体験を実現してきました。11月12日(金)からは、IMAX Enhancedを通じて、ディズニープラスの会員にIMAX の技術をお届けします。ディズニープラスのプラットフォームで、マーベルファンや視聴者のみなさんに新たな価値を生み出すことができることは大きな喜びであり、今後更に多くのIMAX Enhanced の機能を提供できることを楽しみにしています。」
Xperi のチーフ・エグゼクティブ・オフィサーであるJon Kirchner (ジョン・キルヒナー)氏は、以下のコメントを寄せている。
「IMAX Enhancedをディズニープラスで提供開始することにより、MCUファンのみなさんがご自宅でIMAX版拡大アスペクト比の映像を体験することができるようになり、とても感激しています。DTS は IMAX Enhancedにおいて重要な役割を担っていることを誇りに思っており、今後は、ディズニープラスの会員に、DTSが開発した没入感のあるIMAXの特徴的なサウンドなど、もっとエキサイティングな技術をお届けすることを楽しみにしています。」