【ネタバレ】『ドクター・ストレンジ/MoM』あのキャラクターにダニエル・クレイグが検討されていた?

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

ミスター・ファンタスティックにダニエル・クレイグが検討されていた?
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、タイトルのとおりマルチバースの狂気に迫る物語。“アース−616”のドクター・ストレンジは、アメリカ・チャベスとともにあまたのマルチバースを経て、“アース−838”という別世界へと流れ着く。ここではコミックでもおなじみのイルミナティというスーパーヒーローで結成された秘密結社が登場した。“アース−838”の平和は、アベンジャーズではなく、このイルミナティが守っている。
MCUからやってきたドクター・ストレンジは、“アース−838”のモルドに連れられるように、イルミナティと面会することに。そのメンバーとして登場したのは、ソーサラー・スプリームであるモルドをはじめ、チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX、キャプテン・カーター、インヒューマンズのブラックボルト、マリア・ランボー/キャプテン・マーベル、そしてファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズだ。
ミスター・ファンタスティックは、ゴムのように身体を自由自在に伸び縮みさせることができ、本作では、スカーレット・ウィッチを相手にその能力をお見舞いしていた。もっともスカーレット・ウィッチには全く通用せず、一瞬にして身体をバラバラにさせられてしまったのだ。そんなミスター・ファンタスティック役として登場したのは、ジョン・クラシンスキーである。
Fun fact, Krasinski wasn’t the first choice, the actor originally set to play the role was all set to shoot but when there was an uptick in COVID cases, he backed out as he was living in London and didn’t think the quick shoot wasn’t worth risk of bringing back COVID to the fam pic.twitter.com/sD9nT0omki
— Justin Kroll (@krolljvar) May 14, 2022
『クワイエット・プレイス』シリーズではリー・アボット役のほか、監督・脚本・製作を兼任したことでも知られているクラシンスキーだが、『マルチバース・オブ・マッドネス』ではミスター・ファンタスティック役としての第一候補ではなかったという。こう語るのは、米Deadlineのシニアレポーターであるジャスティン・クロール。「クラシンスキーは最初の選択肢ではなかったんです。もともとこの役を演じることになっていた俳優ですが、彼の撮影準備は全て整っていました」としながらも、コロナ禍の影響により断念することになったと、この記者は述べている。
その俳優の名前こそ明記されていないが、ダニエル・クレイグふんするジェームズ・ボンドのGIF画像が投稿されているため、これはクレイグのキャスティングを示唆するものと言えるだろう。クレイグがミスター・ファンタスティックのスーツに身を包み、腕を伸ばして戦う姿も観てみたかったものだ。
ちなみにMCUでは、『ファンタスティック・フォー』のリブート映画企画が現在進行中だが、こちらではミスター・ファンタスティック役を誰が演じることになるのだろうか?
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。