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ロバート・ダウニー・Jr.版『ドクター・ドリトル』正式原題とストーリーが判明 ─ トム・ホランド、『ボラプ』ラミ・マレックらが動物の声優務める

ロバート・ダウニー・Jr.
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/

ロバート・ダウニー・Jr.主演で児童文学作品「ドクター・ドリトル」を再映画化する『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(The Voyage of Doctor Dolittle)』が、正式原題『ドリトル(Dolittle)』となることが判明した。このたび、米ユニバーサル・ピクチャーズは映画のあらすじを発表している。

「ドクター・ドリトル」といえば、1998年にエディ・マーフィ主演で製作されたコメディ映画で知られる、ヒュー・ロフティングによる児童文学シリーズ(邦訳版「ドリトル先生」)。物語を「鮮やかに再創造する」という本作『ドリトル』では、動物の言葉を理解する医者ドリトルを『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.が演じる。

物語の舞台はヴィクトリア女王が治めるイングランド。著名だが変わり者の医師・獣医であるドクター・ジョン・ドリトルは、妻を7年前に亡くしてから自身の領地に閉じこもっていた。ドリトルと一緒に暮らしているのは外国の動物たちだけ。ところが、若き女王が重い病にかかったことから、ドリトルは治療法を見つけるため、未知なる島への冒険にしぶしぶ踏み出すことに。かつての敵や驚くべき生き物たちに出会う旅は、ドリトルにとってもユーモアや勇気を取り戻す旅となっていく。

実写の出演者には、ドリトル役のダウニーをはじめ、ドリトルの冒険に加わる自称見習いの少年役で『ダンケルク』(2017)ハリー・コレット、ヴィクトリア女王役でドラマ「戦争と平和」(2016)「チェルノブイリ」(2019)のジェシー・バックレイ。そのほかアントニオ・バンデラス、「グッド・オーメンズ」(2019)マイケル・シーン、『ハリー・ポッター』『パディントン』シリーズのジム・ブロードベントが登場する。

また、注目したいのは動物たちを演じる豪華スター俳優陣だ。心配性のゴリラを『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ラミ・マレック、マジメだがマヌケなアヒルを『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)オクタヴィア・スペンサー、皮肉屋のダチョウと陽気なシロクマの凸凹コンビを『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)クメイル・ナンジアニと『バンブルビー』(2018)ジョン・シナ、そしてドリトル先生のアドバイザーにして親友である頑固なオウムを『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)などの名優エマ・トンプソンが演じる。役どころは不明だが、『007』シリーズのM役を演じるレイフ・ファインズ、『君と歩く世界』(2012)『エヴァの告白』(2013)マリオン・コティヤール、そしてマーベル映画のスパイダーマンでおなじみトム・ホランドも声優として参加している。

脚本・監督を務めたのは『トラフィック』(2000)脚本や『シリアナ』(2005)といった社会派作品で知られるスティーヴン・ギャガン。本撮影の終了後、大幅な再撮影が行われたことも伝えられており、『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』(2017)のクリス・マッケイ監督、『ミュータント・タートルズ』(2014)『タイタンの逆襲』(2012)のジョナサン・リーベスマン監督がサポートに加わっている。

映画『ドリトル(原題:Dolittle)』は2020年1月17日に米国公開予定

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Source: Vital Thrills

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。