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『ドント・ブリーズ』続編、いよいよ本格始動 ─ 盲目老人vsティーンの衝撃スリラー再び、新監督決定

スティーヴン・ラング
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/5977208651/

2016年製作、極限のソリッド・シチュエーション・スリラー『ドント・ブリーズ』の続編映画(タイトル未定)がいよいよ本格始動する。米The Hollywood Reporterによれば、監督に前作の脚本を執筆したロド・サヤゲスが決定したという。

『ドント・ブリーズ』は、金銭に困ったティーンエイジャー3人が、大金を隠しているという元盲目の老人宅に忍び込んだことから、その家に暮らす元軍人の異常者に逆に追い込まれていくストーリー。老人=ブラインド・マンは、盲目でこそあったが、どんな音も決して聞き逃さない聴覚の持ち主。どこに逃れようとも、音を立てれば最後、老人は敵を狙って恐るべきスピードで追ってくるのだ……。

前作の脚本・監督を務めたのは、リメイク版『死霊のはらわた』(2013)や『蜘蛛の巣を払う女』(2018)のフェデ・アルバレス。このたび監督に就任したロド・サヤゲスは、『死霊のはらわた』『ドント・ブリーズ』でアルバレスとともに脚本を担当しており、今回が監督デビューとなる。続編の脚本はアルバレス&サヤゲスが共同執筆しており、2018年11月時点で完成済み。なお、アルバレスは本作にプロデューサーとしても参加している。

前作から数年後を舞台とする続編は、静かな生活を送っていた老人のもとに、過去の罪が迫ってくる物語になるとのこと。ストーリーの詳細は不明だが、アルバレスいわく、前作とは大きく異なるアプローチの「まるで違った続編」だという。また、前作に続いてプロデュースを担当する鬼才監督サム・ライミも「最高のアイデア」だと称賛していた。

『ドント・ブリーズ』の顔ともいうべきブラインド・マン役のスティーヴン・ラングは続投する見込みだが、そのほかのキャストは不明。プロデューサーにはアルバレスとライミのほか、両者の作品をプロデュースし、前作も手がけたロバート・タパートが就任している。

映画『ドント・ブリーズ2(仮題)』は2020年4月より撮影予定

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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