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DCドラマ『ドゥーム・パトロール』新映像配信サービスで製作決定 ― 『ジャスティス・リーグ』サイボーグ登場、俳優は不明

DCコミックス
The DC logo is a trademark of DC Comics.

ワーナー・ブラザース/DCコミックスの新映像配信サービス「DCユニバース(DC Universe)」にて、新作ドラマ『ドゥーム・パトロール(原題:Doom Patrol)』が製作されることがわかった。すでに同サービスにて製作が発表されているドラマ『タイタンズ(原題:Titans)』の後日譚として、全13話が予定されている。

1963年にコミックに初登場したドゥーム・パトロールは、車椅子の天才科学者チーフによって結成された、社会から受け入れられないヒーローたちのチーム。
ドラマ版では現代を舞台に、ロボットマン、ネガティヴマン、エラスティ・ガール、クレイジー・ジェーンの4人が登場。ドクター・ナイルズ・コールダー/チーフの引き起こした事故を原因にスーパーパワーを手に入れた彼らは、心身ともに深い傷を負いながら、チーフの指示によって怪奇現象の謎に迫っていく。互いに支え合うヒーローチームであるドゥーム・パトロールは、世界から疎まれながら、それでも世界のために戦うのだ……。

本ドラマの特色は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)で映画ファンに広く知られたサイボーグが重要な役回りで登場すること。彼はドゥーム・パトロールの元を訪れ、「これまで通りの人生にはならない」という警告とともに、彼らが拒めない任務を提示するという。

2018年5月現在、「DCユニバース」にて展開されるドラマシリーズと、DC映画ユニバースの関係は不明。世界観を共有するかどうかが判明していない以上、『ドゥーム・パトロール』に登場するサイボーグが映画版のキャラクターと同一人物かどうかは不明。出演者が発表されていないため、映画でサイボーグを演じたレイ・フィッシャーの出演についてもわからない。
ただし『タイタンズ』の後日譚として製作される以上、同作でチーフ役を演じるブルーノ・ビチル、ロボットマン役のジェイク・マイケルズ、エラスティ・ガール役のエイプリル・ボールビーは引き続き登板する可能性が高そうだ。

ドラマ『ドゥーム・パトロール』で製作総指揮を務めるのは、『ARROW/アロー』(2012-)や『THE FLASH/フラッシュ』(2014-)、『レジェンド・オブ・トゥモロー』(2016-)、『ブラックライトニング』(2017-)、そして『タイタンズ』と数多くのDCドラマに携わっているグレッグ・バーランティ。すでに2019年には14作品のドラマを手がけることが公表されている、現代随一のヒットメーカーだ。さらにDCコミックスの重鎮であるジェフ・ジョンズ、ドラマ『スーパーナチュラル』(2005-)のジェレミー・カーバーらが名を連ねる。なお脚本はジェレミーが執筆するということだ。

怒涛の勢いで準備が進められている「DCユニバース」には、2018年内にドラマ『タイタンズ(原題:Titans)』やアニメ『ヤング・ジャスティス/アウトサイダーズ(原題:Young Justice: Outsiders)』が登場予定。アニメ『ハーレイ・クイン(原題:Harley Quinn)』や、スーパーマンの登場以前を描くドラマ『メトロポリス(原題:Metropolice)』、『スワンプシング(原題:Swamp Thing)』も待機中だ。

ドラマ『ドゥーム・パトロール』は2018年内に製作が開始され、2019年の配信予定。「DCユニバース」作品の国内配信について、情報公開が待たれるばかりである。

Sources: THR, Variety, Comicbook.com
The DC logo is a trademark of DC Comics.

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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