『デッドプール&ウルヴァリン』うっかり米ランキング1位に返り咲き ─ 粘りに粘って『エイリアン:ロムルス』倒す

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール&ウルヴァリン』は米公開5度目の週末にして、興行収入ランキング1位に返り咲いた。4週目の週末は同週デビューの『エイリアン:ロムルス』に首位を譲っていたが、5週目にして再び1位に登った。
5週目となる2024年8月23日〜25日の興収は1,830万ドルで、前週比マイナス39%の力強い粘り。全米累計は5億7,720万ドル、世界累計は12億1,130万ドルに到達した。既にR指定映画として歴代1位の記録を塗り替えているが、まだまだひた走っている。
ここ数作のMCU作品は公開後2週目以降の下落率に苦しんでおり、直近の『マーベルズ』は2週目で前週比マイナス78%、5週目ではトップ10圏外にフェードアウトしていた。
世界累計興収としてはMCU史上8位の好成績。10億ドル超ヒットは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の「マルチバース・サーガー」作品としては『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)に続く2作目。“マーベル疲れ”が叫ばれる風潮を打破した。
なお、前週は第1位だった『エイリアン:ロムルス』は2週目で61.4%落として2位に。ディズニー配給作品がワンツーフィニッシュとなった。
ほかトップ10圏内には、ゾーイ・クラヴィッツが監督デビューを果たしたチャニング・テイタム出演の『Blink Twice(原題)』が4位、キリスト教聖書ドラマの『The Forge(原題)』が5位に登場。『クロウ/飛翔伝説』(1994)をビル・スカルスガルド主演でリメイクした『The Crow(原題)』はわずか460万ドルで8位デビュー。上映館数も約半分である『コララインとボタンの魔女』(2002)の再上映にも敗れる結果となっている。
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Source:Box Office