『デッドプール&ウルヴァリン』サントラ収録曲を見てアナタは気付いたはずだ、12曲目に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール&ウルヴァリン』より、映画サウンドトラックの収録曲リストが発表になった。ここに並んでいる楽曲が、映画の中で挿入歌として流れるということだ。んん?明らかに“アイツ”をイジっている曲があるぞ?リストを見てみよう。
- “Only You (And You Alone),” The Platters
- “Bye Bye Bye,” NSYNC
- “Angel of the Morning,” Merrilee Rush & the Turnabouts
- “Slash,” Stray Kids
- “Glamorous,” Fergie
- “Iris,” the Goo Goo Dolls
- “The Power of Love,” Huey Lewis & the News
- “I’m a Ramblin’ Man,” Waylon Jennings
- “You Belong to Me,” Patsy Cline (featuring the Jordanaires)
- “The Lady in Red,” Chris de Burgh
- “I’m With You,” Avril Lavigne
- “The Greatest Show” (from The Greatest Showman / Soundtrack Version),” ZacEfron and Zendaya and Hugh Jackman and Keala Settle and The Greatest Showman ensemble
- “You’re the One That I Want,” Olivia Newton-John and John Travolta
- “I’ll Be Seeing You,” Jimmy Durante
- “Make Me Lose Control,” Eric Carmen
- “You’re All I Need to Get By (with the Royal Philharmonic Orchestra),” Aretha Franklin
- “Good Riddance (Time of Your Life),” Green Day
- “LFG (theme from Deadpool & Wolverine),” Rob Simonsen
If you’re down with VanJamz, then I’m with HUGH pic.twitter.com/fs0ZDuTiL0
— Deadpool Movie (@deadpoolmovie) July 17, 2024
『デッドプール』シリーズといえば、往年の名曲からヒップホップまで手広くカバーする楽曲陣も、作品のノリを演出していた。今作『デッドプール&ウルヴァリン』でもそのセンスは踏襲されているようだ。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「パワー・オブ・ラヴ」や、オリビア・ニュートン=ジョンとジョン・トラボルタの「愛のデュエット」といった往年の名曲に加え、インシンクの「バイ・バイ・バイ」、アヴリル・ラヴィーンの「アイム・ウィズ・ユー」、グー・グー・ドールズの「アイリス」など、2000年前後の絶妙に懐かしいヒット曲も搭載。さらに、Kポップの大人気グループStray Kidsの「Slash」も起用し、時代をとらえている。
12曲目には「おぉん?」と思われただろう。ヒュー・ジャックマンの大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2017)の主題歌『ザ・グレイテスト・ショー』である。ザック・エフロンとゼンデイヤらがクレジットされているので、あの主題歌をそのまま使うのだろうか?

この曲は映画のファンを中心に、日本でもTVCMなどに起用されることが多く、大きな知名度を持つ曲。「♪ウォーオーオオオー」のイントロを聴くだけで「『グレショ』だ!」と誰もが反応してしまうことだろう。ヒュー・ジャックマンをイジり続けてきたデッドプール、果たして本編でどんなギャグをかましてくれるのか?
ちなみにデッドプールは2018年の『デッドプール2』の際、『グレイテスト・ショーマン』が流行ったことに嫉妬して「『デッドプール2』をミュージカルに変更した」という嘘をついたことがある。
洋楽ファンもノリノリになれちゃう『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日、世界最速公開。