『デッドプール3』2022年に撮影される可能性は「70%」とライアン・レイノルズ ─ 脚本は「形になってきている」と自信

ライアン・レイノルズ主演、映画『デッドプール』シリーズ第3作の撮影は、2022年に「70%」の確率で開始される見込みのようだ。レイノルズ自らが明かしている。
『デッドプール』は、マーベル・コミックの人気キャラクターを単独映画化したもので、2016年に第1作が、2018年に続編『デッドプール2』が公開された。2021年1月には、本作がマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として製作されることがマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギの発言により判明。いよいよ、“俺ちゃん”デッドプールがMCUに乗り込むことになる。
本作のMCU入りが明かされた際、すでに脚本作業が進んでいることも伝えられていた。撮影開始時期については、「2022年以降」になるとファイギは語っていたが、このたび米Colliderに登場したライアン・レイノルズが最新の進捗を明かしている。
「(2022年に撮影が行われる)可能性のパーセンテージですか。どうでしょうね……。パーセンテージで表すのは難しいですけど、僕だったら、フィフティ・フィフティ(50/50)って言うかな、たぶん。今は活動的に開発を進めていて、すごく良い感じで形になってきています。(撮影開始の)月で言ったら、8月とかですか?もしくは来年中(2022年)?すごく良い調子だから、やっぱ70%って言っておきます。」
第3作の脚本家には、エミー賞ノミネート歴のあるウェンディー・モリノーとリジー・モリノーという姉妹が起用されている。主演のレイノルズも加わり、脚本作業がなおも進行しているようだが、撮影開始はしばらく先のことのようだ。なお、ストーリーについて“形になってきている”と話したレイノルズは、「書くことって毎日の積み重ねのようなものです。時間をかけて、一回離れることも大切です」と明かしながら、ストーリーがファンの予想を覆すような仕上がりになることを予告している。
「モリノーと一緒に作業してますが、最高です。彼らは驚くほどの才能を持っていて、賢い。あの世界のことを理解していますし、誰もがあの道を行くと想像しているときに、2人はその道を避けるやり方を知っているんです。めちゃくちゃ楽しいです。」
ちなみに本作に先がけて、少し変わった形でデッドプールはMCU入りを果たしている。ディズニー傘下に加わった20世紀スタジオの映画最新作『フリー・ガイ』予告編映像のリアクション映像にデッドプールが登場し、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のコーグと共演を見せたのだ。映画という形ではないこそあれ、第3作を待ち望むファンにとっては嬉しいサプライズとなったはずだ。
Source: Collider