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【ネタバレ】『ドクター・ストレンジ/MoM』ラスト、おまけシーン解説 ─ 衝撃サプライズは一体誰?裏テーマも

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
©Marvel Studios 2022

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。

ポストクレジットシーン(2つ目のオマケシーン)

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ポスト・クレジット・シーンには、気の抜けたおまけシーンがもう一つ登場。アース-838の世界で、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが遭遇したピザ・ボール屋台の店主のその後だ。

マルチバースの多くでは食べ物が無料であるとの経験から、チャベスは路上の屋台からピザ・ボールを拝借する。しかしアース-838ではれっきとした盗みにあたるようで、ブルース・キャンベルが演じる店主“ピッツァ・パパ(Pizza Poppa)”はカンカン。ストレンジに嫌味を言う。

これを受けたストレンジは店主の拳に、自分で自分を殴り続ける呪文をかけた。これは、サム・ライミ監督作品の常連であるブルース・キャンベルの『死霊のはらわたⅡ』で、死霊に取り憑かれた右腕が大暴れするという描写へのセルフ・オマージュだ。

ポスト・クレジットシーンでは、自分の拳に殴られ続けてヘロヘロになっていたところ、ついに呪文の効力が切れて「終わったぞ!(It’s over!)」と喜ぶ姿が描かれた。ストレンジは劇中で、効力は3週間ほど続くと話していたから、もしかするとあの店主は、あのまま3週間も殴られ続けていたのだろうか?だとすれば、少々気の毒である。

ブルース・キャンベル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14192176477 | Remixed by THE RIVER

『死霊のはらわた』シリーズでサム・ライミ監督と出世を共にしたキャンベルは、『スパイダーマン』3部作にもカメオ出演していたことから、『MoM』への登場も期待を集めていた。「まさか出演できるなんて思わなかった!」と、キャンベルは米The Hollywood Reporterへ思いを語っている。

ライミ監督とは友人として普段から連絡を取り合っているそうで、カメオ出演もその流れで実現したようだ。そこでキャンベルが掲げる唯一の条件は、“主役に嫌がらせをすること”。「『スパイダーマン』の映画を観ればわかるけど、僕はいつも主人公とやりあってるでしょ。それだけです」とキャンベル。確かに思い返してみれば、『スパイダーマン』(2002)ではピーターの意思に反してスパイダーマンのリングネームを一方的に与え、『スパイダーマン2』(2004)では劇場入り口でピーターを追い払い、そして『スパイダーマン3』(2007)ではプロポーズに失敗するピーターの気まずい瞬間に立ち会っていた。「もちろんヒーローは必ず勝利しますが、そこに障害を作り、冒険を困難にするのが僕の役目です」と、キャンベルはさも大役のように語っている。

実際に、『MoM』でのピッツァ・パパがストレンジにとっての障害になったか……と言われれば微妙だが、「僕がストレンジの時間を45秒奪ったことは否定できないでしょう」とキャンベルは続ける。「そのおかげで、彼の命を救っていたのかもしれないのですよ。あの45秒が、もしかしたら他の誰かを救っていたのかもしれない。何かの企みを挫いていたかもしれない」。なるほど、わからん。「この話に踏み込んでくれるとは思わなかったけれど、いつでも深い話をする準備はしていましたよ」。

It’s over!

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Source:THR,Deadline

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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