【ネタバレ】『ドクター・ストレンジ/MoM』ワンダ役エリザベス・オルセン、アノ人たちとまさかの完全別撮影だった ─ 「一度もお会いしていない」

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。必ず本編鑑賞後にお楽しみください。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』エリザベス・オルセン、イルミナティの面々とは完全別撮影
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)に引き続き、贅沢なサプライズが用意された。公開前には発表されていなかったキャストとして、『X-MEN』プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートが再登場したほか、ヘイリー・アトウェルやラシャーナ・リンチ、アンソン・マウントといった過去のマーベル作品に出演した俳優たちも揃ってカムバック。さらに、ファンタスティック・フォーのリード・リチャーズ役としてジョン・クラシンスキーの出演も実現した。
しかし、本編ではまさかの展開が訪れる。秘密結社・イルミナティのメンバーとして登場した上述の面々は、スカーレット・ウィッチと化したワンダによってことごとく殺されてしまったのだ。イルミナティのメンバーで生き残ったのは、ストレンジとの対決で忙しくしていたモルドだけだった。
これだけでも十分ビックリだが、スクリーンの外側でも驚くべきことがあった。なんと、イルミナティのメンバー一人ひとりと対決したワンダを演じたエリザベス・オルセンは、スチュワートら戦いを交えた俳優と現場で会わなかったのだという。米CinemaBlendより、「ジョン・クラシンスキーやパトリック・スチュワートたちを現場で迎え入れたときのお気持ちは?」と訊かれるや、オルセンはフッと笑って「一度もお会いしてないんですよ」と答えたのだ。
本編を振り返ると、リード・リチャーズ戦やプロフェッサーX戦にしても、会話シーンはキャラクター単体をクローズアップしたショットが交互に切り替わっていく形で繰り広げられていた。一つのスクリーンに両者が収まっている時も顔が見切れていたり、あるいはどちらかにCG加工が施されていたりすることが多く、豪華キャストの共演を実現させるには編集やデジタル処理に依るところが大きかったようだ。これを明かしたオルセンも、ジェスチャーを交えながら、笑顔で「ムービー・マァジィーック(映画の魔法ですね)」と言い、堂々とごまかした。
ちなみに、『LOGAN/ローガン』(2017)ぶりにプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートにも撮影中に驚いたことがあったという。その内容は、こちらの記事から。
Source: CinemaBlend