【ネタバレ】『DUNE/デューン』で実現しなかった幻のワンシーンとは ─ 原作では名場面の1つ、カットは「苦痛だった」と監督

この記事には、『DUNE/デューン 砂の惑星』のネタバレが含まれています。

砂の惑星アラキスを舞台とする『DUNE/デューン』で主に描かれるのは、困難に直面していく主人公ポール・アトレイデスの成長譚だ。その一方で、ポールを支える両親や一族に忠誠を捧げた腹心たちの生き様にもわずかに焦点が当てられた。
冒頭で記したように、ヴィルヌーヴ監督が本編に含められなかったと心を痛めたシーンの主人公は、ジョシュ・ブローリンが演じるアトレイデス家の剣士ガーニイ・ハレックだ。本編では、ポールの剣術の師範、アトレイデス家の護衛長としての姿が印象的であった。しかし、ヴィルヌーヴ監督は、ガーニイの陽気な一面を観客に見せたかったようだ。米Slash Filmでは、ヴィルヌーヴ監督がカットしたシーンの概要について明かしている。
「私にとって苦痛だったモノが1つだけあるんです。ガーニイ・ハレックのバリセットです。実際に撮影もしたんですよ。存在しているものなんです。ジョシュは色々な意味で最高でした。パート1では組み込むことが出来ませんでした。」
恐らく、“バリセットとは何ぞや”と思われる方がほとんどだろう。バリセットとは、原作小説に登場する九弦楽器のこと。バリセットの名手として知られるガーニイは、この楽器を演奏することで、アトレイデス家を和ませたり、先住民フレメンとの友好を深めたりする。小説で描かれるストーリーの中で、バリセットは何かと重要な役割を担っているのだ。
もしも映画『DUNE/デューン』にバリセットの演奏シーンが含まれていたら、強面でハードボイルドなガーニイの意外な一面として、観客に愛着を沸かせるものになっていたはずだ。『DUNE/デューン』の世界だけにしか存在しない楽器がどのようなものだったのかも興味深いし、それを弾くジョシュ・ブローリンの姿も気になるところではある。
もっとも、『DUNE/デューン』は2部作構想として計画されているため、ガーニイによるバリセット演奏を聴けるチャンスが無いわけではない。まだ正式には発表されていない続編、パート2で見られることを願おう。
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Source: Slash Film

























