『DUNE』続編が撮影開始、あらすじも判明 ─ キャスト＆製作陣が揃って続投、命運託された少年がいざ決戦

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE／デューン 砂の惑星』（2021）の続編『Dune: Part Two（原題）』の撮影が開始したことが判明した。

We’re rolling. Production on Dune: Part Two has begun. #DuneMovie pic.twitter.com/H31MTEcvcS

— DUNE (@dunemovie) July 18, 2022

フランク・ハーバートの同名小説を原作とする『DUNE／デューン 砂の惑星』は、一族と世界の命運を託された少年ポール・アトレイデスの過酷な冒険譚。続編では、ポールが先住民フレメンの手ほどきにより力を身につけ、いよいよアトレイデス家の宿敵ハルコンネン家との決戦に乗り出すことになると思われる。撮影開始にあわせ、米ワーナー・ブラザース／レジェンダリー・ピクチャーズから公開されたあらすじを米Varietyが伝えている。

「続編では、家族を壊滅させた陰謀者への復讐に燃える中、チャニをはじめとするフレメンと合流したポール・アトレイデスの伝説的な旅が掘り下げられる。彼は、人生における愛する者と既知の宇宙を巡る選択に直面しながら、彼にのみ視える悲惨な未来の到来を阻止しなければならない。」

続編には、主演のティモシー・シャラメほか、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタといった前作キャストが続投。新キャストとして、イルーラン姫役でフローレンス・ピュー、フェイド＝ラウサ役でオースティン・バトラー、宇宙皇帝シャダム4世役でクリストファー・ウォーケン、レディ・マーゴット役でレア・セドゥ、シシャクリ役でスエリア・ヤクーブが参加する。

製作陣も多くがカムバック。撮影監督のグリーグ・フレイザー、作曲のハンス・ジマー、衣装デザインのジャクリーン・ウェスト、美術デザインのパトリス・ヴァーメット、編集のジョー・ウォーカー、メイクアップ＆ヘアスタイリングのドナルド・モワットらが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と共に続編の製作に乗り出すことになる。撮影は、ブダペストやアブダビ、ヨルダンといった前作のロケーションに加え、イタリアでも実施される。

映画『Dune: Part Two（原題）』は、2023年11月17日米公開予定。

Source: Variety