『DUNE』ゼンデイヤ、オーディションでの最大の恐怖は「親知らずを抜いた後の口臭」だった
莫大な製作費が投じられる大作映画のオーディションを受ける俳優は、上手くセリフが言えるだろうかとか、緊張せずに演じられるだろうか……といった具合に、大きな不安を抱えるのではないだろうか。しかし、なかには一風変わった理由が心配事の種になるケースもあるようで、SF大作映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)に出演したゼンデイヤが、そのオーディションを振り返っている。
『DUNE』でゼンデイヤは出番こそ多くないものの、物語の展開において重要な鍵を握るチャニ役で出演。米W magazineのインタビューに応じたゼンデイヤが、ポール・アトレイデス役で主演したティモシー・シャラメと一緒に挑んだオーディションを回顧し、心配していた事柄について明かしている。
「親知らずを抜いたばかりだったんです。私の最大の恐怖は、自分の口臭が酷いのではないかということでした。近づいてティモシーと一緒にシーンを演じなければならず、彼に乾燥した歯槽の臭いがするのではないかと心配していたんです。」
意外や意外、オーディションで一番不安だったのは「親知らずを抜いた後の口臭」だったと明かしたゼンデイヤ。半分ジョークのつもりで言った答えかもしれないが、見事にチャニ役を射止めたことから、口臭による影響は審査の結果に関係なかった模様。またゼンデイヤは、シャラメとの演技で瞬く間にケミストリーを感じたとも語っていた。
なお、2022年(第94回)アカデミー賞にて『DUNE』は10部門にノミネートされており、続編となる『Dune: Part Two(原題)』撮影が2022年秋に開始されると報じられている。
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Source:W magazine