『エルヴィス』オースティン・バトラー、『DUNE/デューン』続編出演に興奮 ─ 「大好きな映画に入った子どものよう」

『エルヴィス』(2022)で主人公エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン・バトラーが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編映画『Dune: Part Two(原題)』に出演する。演じるのは、アトレイデス家の宿敵・ハルコンネン家のフェイド=ラウサ役だ。
孤高のロックスター、エルヴィス・プレスリーの心象を繊細に、また大胆に表現したバトラーは、同作とはまったく異なる世界でどんな演技を見せてくれるのか? アカデミー賞の特別賞にあたるガバナーズ・アワードのレッドカーペットにて、バトラーは『DUNE/デューン』続編への出演を非常に名誉に感じていると米Varietyにて語った。
「1作目がとにかく大好きだったんです。傑作ですし、その世界に加われることにとても興奮しましたね。ドゥニは大好きな映画監督の一人ですし、人としても素晴らしく、また親切な方。私は出演者全員のファンなので本当に光栄です。」
それだけに、撮影の初日については「現実とは思えなかった」とコメントしている。「大好きな映画の世界に入った子どものような感じ。『インディ・ジョーンズ』のように、自分が敬愛する映画のセットを歩く気持ちでした。子どものころに大きな衝撃を受けた映画に出ているような」。
作品の内容については「何も言えないんです」と答えたバトラーだが、演じるフェイド=ラウサは、ティモシー・シャラメ演じる主人公ポール・アトレイデスのライバル的存在。ふたりの決闘シーンは続編の見せ場になると予想されており、今をときめく若手スターと、『エルヴィス』で高い評価を受けた気鋭の競演に大きな注目が集まりそうだ。
本作には前作キャストのほか、新たな出演者として、オースティン・バトラー以外にも、イルーラン姫役でフローレンス・ピュー、宇宙皇帝シャダム4世役でクリストファー・ウォーケン、レディ・マーゴット役でレア・セドゥ、シシャクリ役でスエリア・ヤクーブが参加する。
映画『Dune: Part Two(原題)』は2023年11月3日に米国公開予定。
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Source: Variety