『DUNE/デューン』続編、フェイド=ラウサ役が発表 ─ 『ワンハリ』オースティン・バトラーが出演交渉中

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編『Dune: Part Two(原題)』に、フェイド=ラウサ役で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)や『デッド・ドント・ダイ』(2019)などのオースティン・バトラーが出演交渉中にあることがわかった。米Deadlineが報じている。
フェイド=ラウサは、アトレイデス家の宿敵ハルコンネン家の人間で、主人公のポールのライバル的存在として知られている。2021年に公開された1作目では登場しなかった。1984年にデヴィッド・リンチが手掛けた映画『デューン/砂の惑星』では歌手のスティングが演じたこともあり、ファンの間ではフェイド=ラウサ役を演じる俳優に注目が集められていた。
このたび発表されたオースティン・バトラーは現在出演交渉中にあり、締結されればフェイド=ラウサを演じることになる。『DUNE/デューン』ではポール・アトレイデスとフェイド=ラウサが決闘する場面が訪れる。これは物語の中で最もアイコニックなシーンの1つだが、続編の『Part Two』でポール役のティモシー・シャラメとバトラーがこれを再現することになると思うと期待が膨らむばかりだ。
続編には、宇宙皇帝の娘イルーラン姫役としてフローレンス・ピューが出演交渉中にある。ほか1作目に出演したメインキャストは揃って続投すると見られている。なお、撮影開始時期についてはこれまで2022年夏と報じられていたが、このたび同年の秋と伝えられている。
ちなみに、バトラーは今ハリウッドで最も注目を集める若手俳優のひとりで、クエンティン・タランティーノやジム・ジャームッシュといった名監督の作品に出演してきた。新作は、バズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリーの伝記映画『エルヴィス』で、エルヴィス役に抜擢されている。
映画『Dune: Part Two(原題)』は、2023年10月20日に米公開予定。
Source: Deadline