『デューン 砂の惑星PART3』2025年夏に撮影開始へ

ティモシー・シャラメ主演のSF超大作『デューン 砂の惑星』シリーズ第3作の撮影が、2025年夏に開始されるようだ。
米Deadlineは、現在、製作チームがプリプロダクション(撮影前準備)の段階にあり、舞台裏で準備を進めている報じている。複数の情報筋によると、6月は早すぎるが、キャストのスケジュールなどが整えば、夏の撮影開始を目指しているという。
2020年に公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』は4億ドル以上の世界興行収入を上げ、2024年公開の『デューン 砂の惑星PART2』は7億ドル以上の興行収入を叩き出した。両作ともにアカデミー賞作品賞にノミネート。『PART1』は撮影賞などで最多6部門を受賞。『PART2』はそのほか視覚効果賞など全5部門にノミネートされている。
第3作は、原作小説『デューン 砂の惑星』の続編にあたる『デューン 砂漠の救世主』に基づく内容となる見込み。物語は、『PART2』のラストでも描かれたポールの王座奪還から12年後のアラキスが舞台。未来を視るクイサッツ・ハデラッハとなったポールは皇帝として国を治めながらも、内部での裏切りや外界で密かに企てられる陰謀に苛まれていく。
ティモシー・シャラメ演じるポールやゼンデイヤ演じるチャニに加え、『PART2』より登場したフローレンス・ピュー演じる皇女イルーランや、アニャ・テイラー=ジョイ演じるアリアが重要な役どころを担ってくる。
第3作のタイトルや、ロケ地などは発表されていない。第2作の大部分は、ブダペストのオリゴ・スタジオ、ハンガリー、ヨルダン、アブダビで撮影された。監督としてドゥニ・ヴィルヌーヴが復帰する。
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Source:Deadline , Box Office Mojo