ドウェイン・ジョンソン、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に抜かれたとのニュースに「『ブラックアダム』と比べる必要はない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が好調だ。興行収入は2022年11月19日時点で世界累計4億ドル、2週目を終えると約5億4,630万ドルを記録した。10月米公開のDC映画『ブラックアダム』の累計3億6,615万ドルを早くも追い抜いた形だ。
米IGNはニュースとして「『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』興収、早くも『ブラックアダム』累計を追い抜く」と伝えた。これに『ブラックアダム』主演のドウェイン・ジョンソンがTwitterで反応。2作を比べる必要はないのだと諭した。
😂 What a neutral post.
I love competing, but @IGN you guys are in the biz with us there’s no competition with the established global brand of Black Panther compared to Black Adam & JSA who a year ago no one even heard of. No need to knock us, we’re new babies and have to grow😊— Dwayne Johnson (@TheRock) November 20, 2022
「なんともハッキリしない投稿だな。
俺は競争は好きだ。でもなIGN、お前たちも同じ業界なんだから分かるだろう。ブラックアダムとJSAは数年前まで誰も聞いたこともなかった。ブラックパンサーは世界的に知られたブランドなんだから、比較対象にならないはずだぞ。俺たちのことはいいんだよ。こっちは生まれたての赤ん坊を育てるんだから。」
泣き笑いや笑顔の絵文字を添えたドウェインは、決して憤慨しているわけではないだろう。『ワカンダ・フォーエバー』1週目のロケットスタート時にもドウェインは「世界中のファンが喜んでいる。素晴らしい!」と祝福している。
もしも『ブラックアダム』の記録を比較するのなら、DCユニバース内に着目すべきだ。『ブラックアダム』は、関連作『シャザム!』(2019)の累計興収3億6,660万ドルを突破。米Rotten Tomatoes観客スコアでは、現行のDCユニバース劇場作として最高記録を誇っている。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は公開中。『ブラックアダム』は2022年12月2日日本公開。