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『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督、ソーとコーグ&ミークのスピンオフを希望 ─ 「クリス・ヘムズワースの演技もすごく良い」

https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36076107822/

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、物語の前半、ソーが初登場するシーンがたいそうお気に入りのようだ。いまや、ジョー監督に至っては『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に登場したコーグ、ミークとのスピンオフ作品すら希望しているほどなのである。

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

 

ソー、衝撃の『エンドゲーム』初登場シーン

2019年7月、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」にて、ルッソ兄弟は米IMDbのトークイベントに登場。マーベル・シネマティック・ユニバースでお気に入りのシーンを問われると、アンソニー監督は「一番最近の映画だからかもしれないですけど、ロケットとスマート・ハルク(※)が、ソーをミッションに加えるため呼びに行く場面が大好きです」と答えた(※:ブルース・バナーとハルクが一体化した状態のこと)

「ソーが過去5年間、良くない状態にあったことがわかりますよね。すごく面白くて、だけど人間らしくて、共感できる場面だと思います。(クリス・)ヘムズワースの演技も本当に良いんですよ。」

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で、ソーは弟ロキを失い、アスガルドの民を殺され、ついにはサノスを倒しそこねてしまう。生命の半数が消滅してから5年後の世界で、失意に暮れるソーは、地球に再建したニュー・アスガルドで家に引きこもり、酒浸りになり、テレビやゲームに熱中しているようだった。

クリス・ヘムズワース
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36109076521/

この場面で、初登場のソーと並んで大きなインパクトを残したのが、はるばる惑星サカールから地球までやってきたコーグ(タイカ・ワイティティ)とミークだ。ジョー監督もこのシーンが大好きのようで、米Comicbook.comによると、本作の音声解説で、ジョー監督はソーやコーグ、ミークのスピンオフ作品を熱望しているという。

小屋でソーとコーグ、ミークが遊んでるだけのドラマを7シーズンくらい観たい。よくできたBBCのコメディみたいな感じがします。」

ちなみに脚本家のクリストファー・マルクスは、『インフィニティ・ウォー』で入手したばかりのストームブレーカーがボトルオープナーになっているというアイデアが気に入っているとのこと。アンソニー監督は「瓶の開く音がいいですね」と話している。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』MovieNEXは2019年9月4日(水)発売。3時間にわたる音声解説、ほかにどんなことが語られているのかも楽しみにしておこう。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

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Sources: IMDb, ComicBook.com(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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