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マーベル新作『エターナルズ』アンジェリーナ・ジョリー、本気のトレーニングに臨む ─ 「MCUにふさわしいキャラクターを演じたい」

アンジェリーナ・ジョリー
Photo by Foreign and Commonwealth Office https://www.flickr.com/photos/foreignoffice/32592511734/

『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続き、マーベル・シネマティック・ユニバースの新章を切り拓く映画として注目される『エターナルズ(原題:Eternals)』は、『トゥームレイダー』シリーズや『チェンジリング』(2008)のアンジェリーナ・ジョリーがヒーロー映画に本格参戦することでも大きな話題だ。

近年は映画監督としても活躍するジョリーは、本作のセナ役を演じるため、激しいトレーニングに挑む予定であることを明かした。ギリシャ神話の女神アテナ(Athena)に由来する名前を持つセナ(Thena)は、超人的な能力を持つエターナルズのリーダー。米Peopleのインタビューで、ジョリーは「剣術からバレエまで、なんでもやります。彼女は戦士ですから」と意気込みを語っている。「マーベル・シネマティック・ユニバースにふさわしいセナを演じられるよう、懸命に務めなくてはなりませんね」

ジョリーがアクション映画に出演するのは、『ソルト』『ツーリスト』が公開された2010年から実に10年ぶり。ヒーロー映画でのアクション復帰を支えたのは6人の子どもたちだったという。「彼らが強い私を見たがってくれるのがうれしいんです。映画の中で…というわけではないと思うんですが、私が強くなること、楽しんでいることは喜んでくれていますね」

『エターナルズ』は、数百万年前に地球を訪れた巨大な宇宙種族「セレスティアルズ」が人類への遺伝子実験によって生み出した種族「エターナルズ」を描く物語。エターナルズにはスーパーパワーとほぼ不死の肉体が与えられたが、時を同じくして邪悪な種族「ディヴィアンツ」も誕生。人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツの存在があったとされる。

監督を務めるのは、『ザ・ライダー』(2017)がカンヌ国際映画祭で絶賛されたクロエ・ジャオ。スタジオ製作の大作映画は初めてとなる大抜擢だが、ジョリーも「クロエは特別なマーベル映画を作ってくれると思います。皆さんや、彼らを成功させているものに愛情と敬意を払いながら、新たなものをもたらせればと願っています」と語った。

なお、出演者はジョリーのほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)『シンデレラ』(2015)のリチャード・マッデン、『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)のクメイル・ナンジアニ、『ウォーキング・デッド」(シーズン9~)のローレン・リドロフ、「アトランタ」(2016-)『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)のブライアン・タイリー・ヘンリー、『デスペラード』(1995)『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996)のサルマ・ハエック、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)のマ・ドンソク。脚本はマシュー&ライアン・ファーポが執筆する。

映画『エターナルズ(原題:Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定。

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Source: People

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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