『エルヴィス』がエルヴィス・プレスリーの誕生日にアメリカとカナダ10都市で無料上映

「キング・オブ・ロックンロール」エルヴィス・プレスリーの誕生日を記念して、映画『エルヴィス』が2023年1月8日、ワーナー・ブラザースとエルヴィスファンの聖地として知られる「グレースランド」の主催で米国とカナダの10都市で無料上映される。米Deadlineが報じている。
ミシシッピ州の貧しい家庭に生まれたエルヴィスがスターダムを駆け上がる様を描いた『エルヴィス』。監督のバズ・ラーマンはショービジネス界の光と闇を鮮やかに映し出し、主演のオースティン・バトラーはエルヴィスのカリスマ性と内に秘めた孤独や葛藤を見事に演じ抜いた。ゴールデングローブ賞では映画監督賞、ドラマ作品部門の作品賞、主演男優賞の3部門にノミネートされている。
存命であればエルヴィスの88歳の誕生日となる1月8日に無料上映が行われるのはアトランタ、シカゴ、ダラス、カンザスシティ、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、トロント、バンクーバー、そしてエルヴィスの自宅のあるメンフィスの10都市。上映前にはラーマンとバトラーが作品紹介のため登壇する。
ラーマンは「『エルヴィス』を劇場に見に来てくれた全年代の観客の皆さんとワーナー・ブラザース、そして全く確実ではない興行を引き受けてくれた主催の方々にとても感謝しています。『エルヴィス』を2022年のオリジナル作品のナンバーワンにしてくれた観客の皆さん、特に世代を問わずエルヴィスのファンの方々に感謝申し上げます。『エルヴィス』チームは皆さんの話を聞き、エルヴィスの誕生日を祝してこれらのギフトを提案するためにグリースランド、そしてプレスリー一家とともに熱心に努めてまいりました」と本イベントへの抱負を語っている。
本無料上映のほかにも、『エルヴィス』のメイキング映像となる「Just A Boy from Tupelo: Bringing Elvis to the Big Screen(原題)」が1月8日よりHBO Maxで米配信されるなど、エルヴィスの誕生日を記念したコンテンツのリリースが続々と予定されている。
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Source:Deadline