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故チャドウィック・ボーズマン、「ホワット・イフ…?」でエミー賞を受賞 ─「美しい瞬間」と妻

チャドウィック・ボーズマン Chadwick Boseman
Apega/WENN.com 写真:ゼータイメージ

2020年8月に逝去したチャドウィック・ボーズマンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)アニメシリーズ「ホワット・イフ…?」(2021-)にてエミー賞を受賞した。

2022年9月3日(現地時間)、クリエイティブ・アーツ・エミー賞の授賞式が開催。これはエミー賞の主要部門に先立って行われる技術部門を中心としたものだ。このたびチャドウィック・ボーズマンは、ノミネートされていたボイスオーバー・パフォーマンス賞部門にて見事受賞を果たした。ティ・チャラ/スターロード役として卓越した声を披露したことが高く評価された。

チャドウィック・ボーズマンの妻、テイラー・シモーネ・レッドワードがトロフィーを代わりに受け取った。米Deadlineによるとレドワードは、受賞スピーチにてこうコメントしていたという。

「チャドがノミネートされたことを知ったとき、彼の周りで起きていたことや、私たちの世界で起きていたことを考え始めるようになり、その献身的な努力に畏敬の念を覚えました。彼が最後に取り組んだ作品のひとつが、彼や世界にとってとても大切なものであり、同時に新しいものであったというのは、なんて美しい瞬間なのでしょうか。

Disney+より独占配信中のアニメ「ホワット・イフ…?」は、MCUの映画作品内で実際に起こった出来事を基にした、“もしもあの時、マーベル・ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?”を描くもうひとつの物語。チャドウィックが声優を務めた第2話、「もしも…ティ・チャラがスター・ロードになったら?」ではラヴェジャーズがピーター・クイルではなくティ・チャラをさらったことから、MCUとは異なる方向に分岐する展開が描かれた。チャドウィックが逝去する数ヶ月ほど前に収録を終えていたという本作について、「チャドはとても光栄に思っているでしょうし、私も彼に代わって光栄に思っています」と、レッドワードは夫の功績を称えている。

 ホワット・イフ…?
(C)2021 Marvel

Source:Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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