『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開5周年、最終決戦の撮影現場で撮られた「違法」級ビデオ

アッベンジャーズ!……アッセンボウ……の大興奮から、もう5年が経った。現在までのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最高到達点『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は、2024年4月26日をもって、日米公開5周年を迎えた。
これを記念して、スター・ロード/ピーター・クイル役のクリス・プラットは、クライマックスとなった最終決戦シーンの撮影現場での一コマをSNSに投稿。今見ても身震いするほどの超豪華キャストが一箇所に集まっている様子が見られる。
Safe to say this video isn’t illegal anymore because how has it been 5 years since @Avengers Endgame was released?! Crazy looking back at that time with some of the greatest cast and crew makes me so thankful to be part of the Avengers universe! pic.twitter.com/2A39f4LAnY
— Chris Pratt (@prattprattpratt) April 26, 2024
手前に立っているドラックス、ネビュラ、ガモーラはスタントダブルのようだが、奥にはワンダ役のエリザベス・オルセン、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、アントマン役のポール・ラッド、ホークアイ役のジェレミー・レナー、ソー役のクリス・ヘムズワース、ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタン、ブラックパンサー役の故チャドウィック・ボーズマン、ハルク役のマーク・ラファロ、マンティス役のポム・クレメンティエフ、オコエ役のダナイ・グリラ、スパイダーマン役のトム・ホランド、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ(おそらくスタントダブル)、ロケット(スーツアクター)役のショーン・ガンがおり、それぞれ談笑したり、何かを確認したり、静かに座ったりと、思い思いの小休憩の時間を過ごしている。
クリス・エヴァンスはプラットがカメラを回しているのに気づいた様子で「ピャー!」みたいな顔を向けており、ショーン・ガンは「この中で僕が一番有名人ですよね」とボケ、プラットは「これはマジで違法動画だ」と、奇跡の大集合に興奮した様子でコメントしている。カメラを戻すと、いつの間にかクリス・エヴァンスが近くに来ており、「大問題になるぞ」と言いながらプラットを小突くという、男子高校生の部活みたいなノリを見せてくれている。
この動画にプラットは「『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開から早5年が経ったから、この動画ももう違法じゃないよね!」とキャプションを添えて記念投稿。「今振り返ると、本当に最高のキャストやクルーが集まっていてスゴいよね。アベンジャーズ・ユニバースに加われて、本当に感謝しています!」

『アベンジャーズ/エンドゲーム』はMCUフェーズ1〜3から成る「インフィニティ・サーガ」を締めくくる一作となり、物語の大きな流れに区切りをつけた。現在MCUはフェーズ5に突入しているが、『エンドゲーム』のような大規模なクロスオーバー大作の実現はまだ少し先で、2026年5月公開予定の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(※タイトル変更になる可能性あり)』まで待たなくてはいけない。
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