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『アベンジャーズ/エンドゲーム』米国公開後3日間で3億ドル超えの可能性 ─ 歴史的大ヒットに期待高まる

アベンジャーズ/エンドゲーム
©Walt Disney Studios / Supplied by LMK / 写真:ゼータ イメージ

2019年上半期最大の話題作、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場公開が3週間後に迫るなか、米国では本作の“歴史的ロケットスタート”に対する期待が高まっている。

Varietyをはじめとする大手メディアは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が2019年4月26~29日の3日間で米国興行収入2億~2億6,000万ドルを稼ぎ出すと予想。Deadlineによれば、専門家の中には2億6,000万ドル超えを予想する者もいるほか、ことによっては3億ドルを突破する可能性もあるという。

2019年4月5日時点で、米国におけるオープニング興行収入の歴代記録を保持するのは、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)。同作は公開以前、3日間で1億8,000万~2億2,500万ドルとの予測がなされていたが、ふたを開ければ2億5,700万ドルの大ヒット。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を抜いて歴代記録を更新するに至っていた。『エンドゲーム』が前作を上回る予測となったことは、専門家のあいだで、早くも本作の『インフィニティ・ウォー』超えが確実視されていることを示している。

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノス
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

むろん今回発表された数字は「早期予測値」であり、実際に『アベンジャーズ/エンドゲーム』がどのような成果を示すかはわからない。本作は3時間0分58秒という長尺のため、1日の上映回数が少なくなってしまうこともやむを得ないだろう。入れ替えや清掃の時間を含めると、4回上映すれば映画館の1日の営業が終わってしまうことになる。

一方でDeadlineは、すでに本作に対する期待が高まりすぎていることも指摘。ある専門家は「2億5,000万ドルを超えるのは素晴らしい成績なのですが、それでもガッカリされてしまうでしょう。2億6,500万ドルを超えれば“すごい”と認められると思います」と述べたという。

ちなみに既報によれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全世界オープニング興行収入は8億4,000万ドルを突破するとの予想。巨大市場である中国での先行公開によって、前作を約2億ドル上回る記録更新が見込まれている。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

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Sources: Variety, Deadline, THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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