アーノルド・シュワルツェネッガー主演『ターミネーター』シリーズ最新作が、『ターミネーター：ニュー・フェイト』の邦題で令和元年、2019年11月に日本公開されることが決定した。原題は『TERMINATOR: Dark Fate（暗い運命）』だが、邦題は「新たな運命」を意味する「ニュー・フェイト」に変更。合わせて、アーノルド・シュワルツネッガー演じるT-800、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー、マッケンジー・デイヴィス演じる新キャラクターらの映画の場面写真も公開された。

I’m back. November 1. pic.twitter.com/AQiYeFqc9q

— Arnold (@Schwarzenegger) April 4, 2019

アイム・バック

本作では『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』（1991）以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。彼自身が製作・監督・脚本を務めた『ターミネーター2』のその後の世界を描く正当な続編となるということで、世界中の映画ファンから大きな注目を集めている。

メガホンを取るのは『デッドプール』（2016）を監督し、R指定作品の全米興行収入オープニング記録を樹立するなど、その予想外の大ヒットで世界中を驚かせたティム・ミラー。ハリウッドを代表するヒットメーカーと注目の実力派監督がタッグを組み、ターミネーターに立ち向かう人類の「新たなる運命」を描く。

シリーズの看板キャラクター、ターミネーターT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーに加え、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母サラ・コナーを『ターミネーター』『ターミネーター2』で演じ、以降「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダ・ハミルトンが再出演することも大きな話題となっている。また『オデッセイ』（2016）『ブレードランナー2049』（2017）で注目を集めた若手女優マッケンジー・デイヴィスの出演も判明している。

アメリカのネバダ州ラスベガスで開催のコンベンション、シネマコンで現地時間2019年4月4日午前10時より行われたパラマウント・ピクチャーズ（本作の北米の配給会社）のラインナップ発表会には、本作の出演者のリンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリー・レヴェス、ガブリエル・ルナ、監督が登壇。製作中の本編クリップを披露した。会場からは今回のシネマコンで最大の喝采が沸き起こったという。製作陣らの自信がひしひしと感じられるコメントは以下の通り。これは期待できる…！

ティム・ミラー監督：
「この作品はジム（・キャメロン）の代表的なヒット作の正当な続編となる。…ほどばしる情熱をスクリーンから感じるだろう。」

アーノルド・シュワルツネッガー：
「アイル・ビー・バック、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー。他に何がある？」

リンダ・ハミルトン：
「この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた。」

シリーズ最新作『ターミネーター：ニュー・フェイト』は2019年11月全国ロードショー。