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『エスター』前日譚映画は「究極に暴力的」 ─ 愛を失った少女の人間性/非人間性に焦点

エスター
© Warner Bros. Pictures 写真:ゼータ イメージ

2009年公開の大ヒット戦慄ホラー映画『エスター』の前日譚映画『Orphan: First Kill(原題)』は、前作から更にダークな色調を帯びていくことになりそうだ。監督を務めるウィリアム・ブレント・ベルが米BloodyDisgustingにて予告している。

『エスター』は、愛する我が子を亡くした夫婦が、悲しみを乗り越えるためにエスターという少女を引き取ったことから恐るべき事態に巻き込まれていく物語。9歳の養女が徐々に家族を崩壊に導いていく姿はホラー界に戦慄を走らせた。続編では、イザベル・ファーマンがエスター役を続投し、恐怖を再び蘇らせる。

前作のジャウム・コレット=セラ監督に代わって前日譚を手がけたベル監督は、作品を「とても子どもらしい性質がある」と表現した上で、「究極に暴力的でもある」と説明している。その理由を「彼女(エスター)が暴力的なサイコパスだからです」とベル監督。新たな家族と出会う前、愛を失い孤独になったエスターの人間性・非人間性のコントラストに光が当てられていくことになるようだ。

「彼女は、愛をものすごく欲するとてもロマンチックな人間でした。それを失った時、彼女の違う側面が出てきてしまった。なのでこの映画では、その両側面を実に良く描き出しています。彼女への思いやりもありますが、とってもダークな側面を持ってもいます。

続編の撮影は2020年12月に終了済み。先の通り、続編では当時23歳のイザベル・ファーマンが、9歳より更に幼いエスター役に挑んだ。再演のために、製作チームは第一級のメイクチームを起用し、遠近法を使用した撮影が実施された。デジタルCGにも頼る反面、肝になるのは、生身のファーマンから滲み出るそのままのオーラであるようだ。監督は改めて続編で用いた撮影スタイルを以下のように明かした。

「私にとっては、第1作での秘密はもう知られているから、イザベル・ファーマンを同じ役に蘇らせる面白みが一つの課題でした。現代のCG技術を使わないこと、つまり私たちはデジタル、CGを助っ人として使ったのですが、それは彼女を作るためのものではありません。強化遠近法やカメラのアングル、光の当てどころといった昔ながらのテクニックが全てなんです。」

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Source: BloodyDisgusting

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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