マーベル『エターナルズ』、当初はあと2人多かった

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『エターナルズ』の注目ポイントは、初登場となるヒーローが10人も一気に紹介されるところだ。ただでさえ野球チームが組めるくらいの大所帯だが、当初はあと2人多い12人編成の予定だったという。それはもう監督付きでサッカーチームが組めてしまう。
エターナルズのメンバーは、リーダーのエイジャックを筆頭に、セルシ、イカリス、セナ、ギルガメッシュ、スプライト、ファストス、キンゴ、マッカリ、ドルイグと総勢10人。そこに一般人のデインさんも加わる。
監督のクロエ・ジャオは米Fandomにて、当初のマーベル・スタジオとの話し合いでは総勢12人のキャラクターを扱うことになっていたと認めている。「途中で2人を手放さなければなりませんでした」と、ジャオ監督は話している。
断念された2人のキャラクターがどのようなものだったかは明かされていないが、それでも10人を一気に描くのは大変だ。ジャオ監督は「登場時間をさほど要さないキャラクターもいる」と言うが、重要なのは登場時間の長さではなく「何をするか」だと説明。「記憶に残るようにしたい。10人の個々人を見た時、10通りの人間性をどう表すかについて考えました」。
ちなみに原作コミックにおけるエターナルズの主なメンバーには、ほかにクロノス、メンター、ズラス、ウラノス、アロク、ザ・フォーガットゥン、ワン、シベール、コリフォス、インタールパー、ヴァルキン、アギナー、ザリン、デルファン、ブラザーズ、シグマー、ヴィラコ、ヴァンピロと様々な存在がある。
映画に登場したエターナルズのメンバーは、性別はもちろん、人種も多様性に富んでおり、その中には同性愛者や、聴覚障がい者もいる。「(全キャラクターが)記憶に残ることが重要です。10人全員、重要性は均等です。登場時間ではなく、重要性が同じなのです」と、ジャオ監督は全キャラクターへの思いを熱弁している。
映画『エターナルズ』は公開中。きっと誰か1人は特に共感できるキャラクターが見つかるはずだ。
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